先週に成りますが、個室の患者さんの所にビオラ、バイオリンを持参したお見舞客が来てました
その患者さんのお仕事が指揮者さんだとついこの間分かったのですが、その芸大時代の同級生の方とそのお弟子さんが来たのです
そして先生の許可を得て病室でミニコンサートを行ったのです
部長回診してたDrたちも廊下で聞いて居ました
生でビオラとバイオリンの演奏なんて、めったに聞けるものではないので、エレベーター前で私も聞いて居ましたがとても感動しました
患者さんの様態がだんだん悪く成り本人も最後はこの病院で迎えたいと言って居るそうなので、出来る限り元気に成って貰う為に演奏会を開いたのだと思います
翌日に患者さんの部屋に掃除に行った時に「昨日は素敵な演奏聞かせて頂きました。感動で鳥肌が立ちました」と言うと
「めったにあんな演奏聞けないからね。大きな楽器持って居たのが、僕の同級生で後2人はそのお弟子さん」と教えて貰いました
そして今週の月曜に部屋に行ったらベットの向きが変わっていました
ベットの向き変わりましたね
と言うと
本当は今日も演奏会するためにベット移動したけど、僕の体調が悪く成ったので、中止に成ったんだ
と残念そうに話してました
昨日行った時は
最近物忘れが酷くなったよ・・・
寂しく言ってたのが印象的でした
70代前半位だと思いますが、また素敵な演奏が聞けるように頑張って貰いたいですよ
私に「有難う」と毎回言って下さる患者さんが少なく成って来てる中具合が悪くても言葉を掛けて下さる玉0さんでした