おかげさまで風邪はGW明けには無事に回復し

ブログを更新しようと思いながらも

気づけばあっという間に１週間、２週間…と経過してしまいました。。。

今年度は幼稚園の園バスが２便→１便へと変わり

それに伴い、子どもたち共々起床時間がうんと早くなり

毎晩、子どもたちが寝静まってからは自分もぐったりで

なかなか記事の更新までたどり着けずにおります

そんなわけではありますが…

タイトルにある通り、

最近は

インクルーシブ教育

についてずっと考えていました…。

考えるきっかけとなったのが

連休中、発熱している際に寝室にこもっていた際に

ネットで色々な記事を読みあさっていた時に出てきた

こちらの記事↓↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f981ba13679310bb0b2fb93676fab3677f22fc2?page=1

ダウン症は得体の知れないモンスターだと思っていた。育ててみてわかったこと【奥山佳恵×加藤貴子】（たまひよONLINE） - Yahoo!ニュース加藤貴子さんは、44歳で第1子、46歳で第2子を出産。奥山佳恵さんは28歳で第1子、37歳で第2子を出産していて、二男・美良生くんのダウン症を公表しています。ダウン症は染色体の突然変異による先天性疾

news.yahoo.co.jp

奥山佳恵さん

奥山さんにダウン症のお子さんがいるというのは何となく知ってはいましたが

何歳くらいのお子さんだとか、どんな学校生活や日常生活を送っているかなどは

こちらの記事で初めて知りました。

現在、普通学級に在籍する小学校６年生の男の子だそうです

みらいくんと言うらしいです

地域の子どもたちと一緒に過ごさせたい

インクルーシブ教育を推奨する方々が背中を押してくれた

みらいのことをみんなに知ってもらいたい、ダウン障児や障害児としてではなくみらいという人間を見てもらいたい

などの理由から

あえて普通学級を選んだそうです

(もっとよく調べてみたところ、就学前には支援学校の判定が出ていたようです)

地域の子どもたちと一緒に過ごさせたい、障害をひとつの個性として受け止めて欲しいというのは

障害児を持つ母としては

痛いほど良く分かります

わたしもいち障害児の親としては

幼稚園の延長、みたいな感覚で

このままみんなと一緒に普通学級に行かせてあげたいなって気持ちはあります

これから就学相談を受ける身なので

まだ子どもがどこの学校・学級に行くのかも全くの未定ではあります…。

ただひとつ言えるのは

🍀地域の子どもたちと関わらせたい

🍀障害を個性として受け止めて欲しい

などというのは…

あくまでも親の願望であるということ。

親の願望と子ども自身が望むこととは

必ずしも一致はしないんじゃないかな…。

いやきっとね、子どもはどんな環境にも適応していけるとは思うんですよ

与えられた環境の中で

何かしら学びとったり楽しんだりする力はどんな子にでも備わっているはずです

ただひとつ思うのが…

与えられた環境の違いから、成長にも差が出てくるのではないか？ということ。

そしてその成長の差が

将来、学校を卒業した後に自立できる力の差に繋がるのではないか？ということ。

今回の記事を書くにあたり

↑の記事以外にも、奥山さんのブログなども色々と読ませていただいたのですが

小学校６年生の現在、

ひらがなの練習をしている

パパとお散歩の途中にいなくなってしまい、警察にもお世話になった

↑先日のうちのぼっちゃまと同じだ

最近ぬり絵ができるようになった

↑ぼっちゃが塗っているのと同じ、幼児用のドラえもんのぬり絵だ

などの状況のようです…。

６年生でひらがなの練習をしているのが全く悪いこととは思いません。

本人なりにすごく頑張って努力しているんだと思います✏️

それを前提の上で書かせていただくと

もしみらいくんが必要な支援を受けながら、自分に１番見合ったペースで学習を進めたり学校生活を送れていたら

今ごろひらがなをマスターして、カタカナも書けるようになって漢字もいくつか覚えていたかもしれない。

お散歩の途中に迷子にならなくて済んだかもしれないし

ぬり絵以外にも色々とできることが増えていたかもしれない。

やっぱりそんな風に思ってしまいました、わたし…。

あとね

日本の学校は『できる』か『できない』かで普通学級と支援級に分けている

と書かれていましたが

この考え方も、わたしの捉え方とは違うなって思いました😓

わたしの中では

普通学級は、大人数の中で切磋琢磨しながらの方がより成長が期待できるお子さんが通うところ

であり

支援学級・支援学校は、少人数で自分のペースで生活していく方がより成長が期待できるお子さんが通うところ

ってところかな

受験勉強のために通う塾を

大人数の集団授業にするか、個別指導でマンツーマンの授業にするか

のどちらかに決めるような感覚ですかね

(※塾を普通学級と支援学級との例えに使うことで不快な気持ちになられた方がいたらごめんなさい)

そう言えば昔、塾でアルバイトをしていた際に

受け持ちの高校生のクラスで１人車椅子で通っていた子がいたのですが…

その子が教室に入る時やトイレに行く時などは誰かしら必ず手を差しのべていたり

その子が鉛筆を落としたら、真っ先に隣に座っていた子が拾ってあげたりと、、、

クラス全体に思いやりが感じられたし、その子がいることで本当に明るくて活気のある素敵なクラスができていたなぁと思います

ただね、その子は知的レベルは人並みかそれ以上だったと思います。

むしろIQ値は高い方だったかと。

うちのぼっちゃが大好きな『しまじろうのわお』のアニメに出てくるあみりいちゃんという女の子、あの子も車椅子に乗っているけどめちゃくちゃしっかりした子だし

あみりいちゃんがいることで

しまじろうたちのチームワークも増して

本当によい関係ができていると思います

だからね、

インクルーシブ教育というのは

健常児さんと、知的レベルは問題のない障害児さん

とならうまくいきそうですが

やはり健常児さんと知的障がい児さんとがずっと一緒に生活を送る、というのは難しいかなって思っています😓(障がいの程度でまた違ってくるとは思いますが)

健常児さんに引っ張られて成長できることってもちろんあるとは思いますが

健常児さんと一緒に過ごす時間が長いほど、その長さに比例して成長できるわけではないとも思っています…。

というのも

リアルに関わったり、ブログを読ませていただいてる中で

わたしが把握しているほんの一握りの方々の様子を拝見しての見解ではありますが🙏

🍀就学相談の判定通りかもしくは

普通学級の判定が出たけど支援級を選びました、支援級の判定が出たけど支援学校に行かせました

という方は

たいてい思っていた通りかもしくはそれ以上の成長が見られている気がします。

でも

🍀支援級(知的)または支援学校判定が出たけど普通学級に行かせた

という方で

思っていた通りかもしくはそれ以上成長が見られて、普通学級に通わせて大正解

って方に、わたし今まで出会ったことがありません…。

(健常児さんと長く関わらせた分だけたくさん成長できたという意味で)

なので

健常児さんと長く過ごすほど、その子たちに引っ張られてたくさん成長できる

っていうのは違うかな、と思いました。

時々交流する、という形でなら

健常児さんにとって思いやりを育む機会ができたり

障がい児さんにとっても良い刺激が得られそうですよね

でもやっぱりずっと一緒に過ごすってなると

健常児さんたちの負担が増したり

障害児さんの成長を逆に遅らせてしまうんじゃないかなって思います。。。

奥山さんがみらいくんのことを本当に大切に想い

たっぷりの愛情を注いで子育てを続けられていることは

記事やブログからたっぷり伝わってきました

そして芸能人となると

経済力だったり人脈などがわたしのような庶民とはきっと次元が違うだろうな

さらにさらに…

うちの近所に奥山さん一家が住まれていて

ご近所さんとして気さくに接してくれて

なおかつうちのぼっちゃまが定型児さんだったら

『みらいくんも一緒の小学校に通いましょうよ～』

と

積極的に声をかけていたかもしれません

…ただ、うちが支援級か支援学校に通わせることになった際に『地域のみんなにみらいのことを知ってもらいたいから普通学級に通わせます』と言われたら複雑な気持ちになるかな

みらいくんのように、ずっと守ってもらえる環境というのが備わっていたら

うちのぼっちゃまの学校選びの基準もまた違ってくるのかもしれませんが

わが家に関しては

ぼっちゃまが、将来しっかり自立できて

親亡き後にもちゃんと生活していけるように

今のうちから、必要な支援はしっかり受けて成長＆自立へと繋げていく

ことくらいしか

ぼっちゃまを守ってあげる方法が思いつきません

なのでこれから始まる就学相談では

親が子どもにどうさせたいか

は一切捨てて

ぼっちゃまが日々を安心して笑顔で過ごせるか、将来の自立に繋がるか

だけに焦点を当てて

環境を整えてあげたいなって思います

※インクルーシブ教育にしろ就学相談にしろ

いち障がい児ママの、これまた個人的な意見を書いたままですので

『わたしとは考えが違う』と思っても

こんな意見もあるんだ～、くらいで読み流していただけると幸いです🙏

これから始まる就学相談～インクルーシブ教育について思うこと～