昨晩の地震は10年前の東日本大震災を思い出しました。


あの時は日中で


津波に襲われた地域もあれば


命は無事でも帰宅難民が多く出ました。



今回は震源が深かったこともあり


津波は発生せず


しかし福島、宮城など震源に近いところでは


塀が倒れたり、棚から物が落ちたり、崖崩れが起きたり


また広域に渡って停電が起きたりと


多くの被害が出たことは間違いないです。



このコロナ禍でも復興に頑張ってきた地域であるだけに


「またか・・・」というため息が聞こえてきます。



「復興オリンピック」というのも名ばかりで


とにかく政治的目的が強すぎて


私は最初から反対論者でしたが


今では多くの国民が「中止すべき」という状況です。



そもそも福島原発から目を背けていたから


このような事態を招いたのです。



コロナ蔓延もオリンピックが無ければ


さっさと渡航入国禁止にして


真の水際作戦で抑えることができたでしょう。



今回の緊急事態宣言も


もしかして見切り発車で早めに解除するのではないか?


と、危惧していましたが


じっとこらえて緊急事態宣言はまだまだ継続という方向で良かったです。



これが解除していたらと思うと


土曜の夜ですので


1杯2杯とのんべんだらりと夜通し出歩く人間が多かったでしょう。



この人たち全てが帰宅難民となった可能性があります。


また避難所も密を避けるために


受け入れ人数に制限かけたでしょうし


それでも多くの人たちを受け入れたがために


変異株のコロナが一気に広まってしまったかもしれません。



つまり一番目の前にある問題に真摯に向き合えば


おのずと光ある道が現れてくるってもんです。




「老害」は決して老害にあらず。


そのモノ言う人が「害」なのである。


その点、「長老」と呼ばれるものは


いつの時代にも必要不可欠な知識の集大成である。



これを強く言いたい。