格安の民間PCR検査が増えてきました。


ようやくか・・・と


それはそれで喜ばしいことではありますが・・・


だがしかし、


素直に喜べない事実もあります。



この民間PCR検査は


保健所などとは連動していません!!


毎日の感染者数には反映されていません。



ですので


その検査結果の信憑性、正確性


はたまたその実施企業の実態は


把握できません。



サイトや口コミで良くても


何に対しての評価なのでしょうか?



つまり


私がPCR検査を請け負ってもよくってよ^^;


だからといって


たくさんの唾液を送り付けられるのも勘弁ですが。


そういうことです。



政府はどのように考えているのか?


できるだけ早く基準の統一と


検査結果の責任の所在を国が負う事、


これが鍵となります。




そして年末にかけてありがちな一例をあげると・・・



年末年始は故郷に帰るから


民間PCR検査受けとこうかなぁ。。。



大晦日に帰省するから


12月27日ぐらいに検査結果が分かればいいなぁ。。。



受けた結果『陰性』でした!!


安心して大晦日に帰省しました。。。



ところが


数日後、故郷のおじいちゃん、おばあちゃんは


感染して寝込んでしまった。。。



それを知って


故郷から帰って来た若夫婦も再び検査した結果、


感染判明。。。



きっと帰省先で感染、老夫婦にうつされたんだ!!


若夫婦はこう考えるでしょう。。。




このパターンは


おじいちゃん、おばあちゃんからうつされた!


とは言い切れなく



帰省する前から


若夫婦はすでに無症状感染していて


感染時期は


検査の直前だったから陽性反応にならなかった。


もしくは検査サンプリング後に感染してしまった。



そのような事が起こりうるのです。



そしてそのような状態で帰省し、


ちょうどその感染力が強いタイミングで


帰省先のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にいたというわけです。




だからといって


検査しないよりはした方が良いに決まっているのですが


その考え方や利用方法が間違っていると


意味の無いものになってしまいます。



そもそもこの検査は『陽性者』のあぶり出しですので


『陰性』という証明ではないのです。


偽陽性よりも偽陰性の方が怖いのです。



検査直前を除く2週間前頃からは感染してなさそうだね。


というだけで


それ以外の期間は陽性であっても検査では引っかからないということです。



ですから 民間PCR検査を受けるのであれば


帰省から戻って来たタイミングで


再びPCR検査をすべきと考えます。



その結果が『陽性』であれば


若夫婦は保健所に連絡し


かつ、すぐさま故郷に連絡し


病院のPCR検査を受けるべきでしょうし、


おじいちゃん、おばあちゃんも保健所経由で病院で検査すべきです。



早い話が


若夫婦がウイルスまでをも


手土産と一緒に持って帰ってしまったという。



考え方一つで真逆のストーリーになってしまうという事です。



東京の感染者もまだまだ増えていくでしょうし


何気に神奈川も多いし


民度うんぬんというより


危険な場所やタイミングを察知して


なるべく近寄らない方がよろしいでしょう。



うつすこともあるかもしれませんが


うつされないように行動するのも


感染拡大防止になるはずです。



他人のなりをグダグダ言う前に


その場から一刻でも早く立ち去りましょう!!



どうか皆様、トラブルに巻き込まれないよう


無事でありつづけますように!!