木曜日、市場の予測に反し南ア中銀が政策金利を 50 bp引き上げ、 7.5 %としたことの
ショックが尾を引き、南アフリカ債券・為替とも急落となった。 しかしながら金曜日は寄付きから
一展買いが先行。 インド・トルコなどの株式市場が落ち着きを取り戻し始めたこと。 今回の
大幅利上げで当面再利上げの可能性がなくなってきたこと。 さらには金利高によるランドが
安定的な動きとなるのではないかとの観測が市場を支配し、南ア金融市場も積極的な買いが
終日目立った。
南ア国債はこのところ軟調地合いを辿り、対米国 10年利回りで 今年 1月以来の300 bp を
超える利回り格差となっていたことも買い材料。 10年南ア国債で 8.05 %というのはさすがに
割安感が出始めたのかもしれない。
またランドも新興国通貨の中で最大の伸びを示し、対ドルで 1.0 % のランド高。 前日に
対ドルで 10ヶ月ぶりの安値となる 6.84まで打ち込まれたあと、6.75 まで買い戻された。
また対円でも再度 1ランド17円目前にまで近づいている。
10年南ア国債は 4 bp、 2年国債は 7 bp利回りを落として週末となった。