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旅立ちの日に

今日 もーちゃんが小学校を卒業しました

私は 保護者じゃないんだけど
コッソリ 見に行きました

自由席の 一番前に座って
娘の晴れ姿
小学生としての最後の日を 
小学生の親でいられる最後の日を
一人で心に刻んできました

あーちゃんは幼稚園に行ってたから
園の先生ともお母さん仲間ともクラスのお友達とも
みんな密に接していたのに
もーちゃんは保育所
朝早く 放り預けて仕事に行き
帰りのお迎えもそれぞれの家庭でバラバラの時間
そのまま
小学校に入る前に私が家庭をリタイアしてしまったから
クラスの子も親も 知ってる人がほとんどいない
周りも私を誰も知らない


学校生活のスライドショーを見ながら
たくさんの友達とたくさんのことを経験して
いつのまにか成長していくもーちゃんが
あまりにも愛しくて涙が出た
私は もーちゃんの毎日を ほとんど知らない
知らなさ加減に泣けて泣けて仕方がなかった

児童数が多くて
おわかれの言葉の呼びかけでさえ
もーちゃんの出番は無かったけど

旅立ちの日にを一生懸命に歌う姿が
パパに花束を渡す姿が
頭一つ飛び出る体格で入退場する姿が
今日という日を迎えられたこと全てが
泣けて仕方が無かった


あーちゃんが 何もかもが私にとっての「初めて」であるように
もーちゃんは 何もかも私にとって「人生で最後のこと」になる

もう一生
当事者として小学校に携わることはないし
小学生の問題を自分のことという視点で見ることもないんだろう

通算10年お世話になった三小は新校舎が完成して今年取り壊される
卒業生として学び舎を懐かしむことさえできないんだなぁ


だけどきっと
そんな感慨を覚えることさえなく
軽やかに新しい世界に羽ばたいていく12歳たちの逞しさに
今日はたくさんの温かい気持ちをもらいました


中学に入って
人生に思い悩む日がきたとしても
私を必要としてくれる時があるなら
真正面から受け止めたい
逃げずに向き合いたい
そんな覚悟の一日にもなりました


忘れたくないから ここに書き残すことにしました