記憶・思い出 | 短歌のようなひとりごと

記憶・思い出

一階のテレビの下がカビ臭かったので掃除をした。
テレビ台の中にあった卓球の道具も掃除をした。


横浜のある地区センターで休日によく妻と卓球をした。

そのときに使っていたものである。


約20年前のことである。
長女は球を拾いに走ったり、ときにはラケットを持ってまねごとをした。
よく行ったのは次女が産まれる前だったと思う。


長女は何も憶えていないと言う。

今では私の頭の中にしか記憶として残っていない。

私が死ねばすべて消えてしまうことがとても悲しい。