さくらさくら

こんにちは、アッキーです。

若人20人くらいにお前らの「桜」のイメージはなんじゃと問いたら100％「別れ」ときたもんだ。
「お前ら完全に頭脳がやられている！桜が咲くのはいつじゃ」
「4月…。はっ！」
「そうじゃどっちかといえば『出会い』だ。沖縄や北海道はまた違うだろうが」

げにおそろしきはイメージ操作。桜の花びらがはらはらと散るさまと卒業証書が入った筒を持っている制服姿の女の子…。ああ絵になるなあ。しかし絵になるだけであり卒業式の頃はまだ桜の木は幹と枝と根っこオンリーである。

余談ですがぼくの母校には鬱金桜という緑色の花をつけるそれはたいそう美しい桜の木がありまして、ありゃあたしか5月に満開になっておりました。

「さくらさくら」の歌詞をひもとくと

さくら さくら　やよいの空は
見わたす限り　かすみか雲か
匂いぞ出ずる　いざや いざや　見にゆかん

14小節というある意味微妙な曲ですが「弥生」とありますので旧暦と考えますとやはり4月に咲いていたのでありましょう（この曲を誰が作ったかは知りませんがほぼ福岡・大阪・京都・奈良・江戸という太平洋ベルト地帯の人物だったと考えられましょう）。