打ち上げを終え、ただ今朝5時、、もうそろそろ6時です。
一旦家に帰り訳あってすぐさま家を出て肌寒い空気の中1人歩いています。
歩きスマホは危ないですね。
座りました。
改めまして、「あめんぼ女、天国に行く」たくさんのお客様に愛され無事幕を下ろすことができました。
心からお礼を申し上げます!
「雨宮サツキ」
私がやらせていただいた役です。
いわゆる、「あめんぼ女」です。
彼女は死にました。そして迷子の末、たくさんの人に助けられて笑顔で天国へと向かいました。
物語のラストシーン、パパママはお墓参りに来ています。月命日だと言って。
サツキは死にました。それでもきっとパパはお仕事行ってママはパートへ行って家事をする日常にいつかは戻ります。そして月命日にはお墓参りに来るんです。
サツキがどこかの街の交差点で死んでも、今私が見ている様に朝日は登り全人類に「次の日」が来ます。サツキが死んだなんてことは、それこそサツキという人間がいたなんてこと知らない人達の方が多いでしょう。
だけどサツキはパパママの心にはずっといるだろうし
天国へといってしまったけどサツキはビルの様なところにいるあの皆の記憶には残り続けると思います。
「あめんぼ女、天国に行く」
という作品があなたにとっての
そんな「サツキ」
であってくれたら嬉しいです。
9ステージ、小劇場で行われたこの5日間の事を今私と同じこの電車に乗っている人達はきっと知らないでしょう。そんな作品があったことでさえも。懸命に生きた私達のことも。
そうして、そんな人たちと同じように私達にもまた、日常が戻ってきます。
だけど、
お客様
キャスト
スタッフさん
この作品に関わって下さったすべての人の心に
この作品が残っていてくれたら嬉しいです。
どうか、何か届いて残ってくれていると信じて。
戻った日常の色が少しでも素敵なものに見えていたら幸せです。
作品が終わるのはどこか、死んでしまうのと似ているのかなって。
思った明け方でした。
自分が死んだことないのにそんな事言ってごめんなさい。
優しいウソに溢れた
優しくて暖かい幸せな作品でした。
そんなふうに思えたのは愛してくれた皆さんがいたからです。
メンバーが増え新生ザレ×ゴトはスタートしました。歩みを止めずに。前を見続けて。
だから、
女将さん、お坊さん、湯川教授、水川先輩、おうちゃん、キュウちゃん、店長さん、セイヤさん、それから小田原さんにマイケルさん
そしてパパ、ママ。
サツキ。
だから、
バイバイ!
全ての人に!
ありがとうございました!
いってきます!
雨宮サツキ/高橋初香(ザレ×ゴト)