♯19 組織のカオス | 蘆屋文継の『明日の戯れ踏み』

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日常には、言葉にできないほどの深い感情や、伝えられない思いで溢れているそれらを、あくまで個人的な見解を加えてひっそりと伝えていくブログである。
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蘆屋文継だ

組織のカオス
それは部下同士が
相互に否定し合う状況

組織にとっても、個人にとっても
大きな問題であり
混沌とした舞台の上で
繰り広げられる一幕のようだ。

登場人物たちは
それぞれに正義を掲げ
時にはコミカルなほどに
自らの信念を貫こうとする。
 
「部下たちよ、お前たちの対立はまるで猫が糸玉で遊ぶかのようだ。しかし、その糸玉が絡まると、もはや遊びではない。」

という上司の言葉には
組織の中で起こる対立や問題が
実は創造の源泉かもしれないという
希望が込められている。
 
このカオスから
新たな秩序を見出すことは可能だろうか。

それは、古い皮を脱ぎ捨て
新たな生命を吹き込むプロセスであり
ただの形式的な変更ではなく
組織の魂を揺さぶり、
新たな価値観を植え付ける作業が必要だ。
 
秩序なんてものは
所詮人間が勝手に作り上げた幻想だ。

真の創造性とは
一人ひとりの奇妙で不思議な多様性を
受け入れることに他ならない。

組織とは
無秩序と秩序が混在する奇妙な宇宙だ。

そこでは、星々が生まれる瞬間と同じく
アイデアが閃く。

しかし、その星々も、アイデアも
やがてはスーパーノヴァを迎える運命にある。
 
カオスの中に秩序を見出すというよりは
カオスそのものが生み出すダイナミックな秩序なのだ。


今日は以上だ。