筑後川温泉PG場にて | 針路は、北。 (北海道滞在・パークゴルフ・車中泊・ワインがある生活)

針路は、北。 (北海道滞在・パークゴルフ・車中泊・ワインがある生活)

残りの人生あとわずか。一年の半分は北海道で暮らし、パークゴルフ三昧で暮らせたら‥‥。

PG(パークゴルフ) は1本のクラブでボールを打ち、

いかに少ない打数でカップに入れられるかを競うシンプルなスポーツだ。

プレーはティグランドから始まる。

通常、4人以下でプレーし、第1打(ティショット) はくじ引きなどで打順を決める。

2打目以降は、ボールの止まっている位置がカップから遠い順に打っていく。

カップインでゲームは成立するが、最後の人がカップインするまでこれを繰り返す。


この基本中の基本が、まさかの様子で展開されていたのだ。

昨日、初めて訪れた筑後川温泉のPG場で。

私たちの前を4人のご年配のグループが回っていて、やたら、進み具合が遅いのだ。

「待つ」 事はPGの最大のエチケットで、待たされることはよくある。

しかし、それにしても進み具合が遅い。


よく見ていると、

第1打は4人が純に打ち始めるが、2打目以降は、一人目がカップインするまで打ち続け、

それを待って2人目がカップインするまで打ち続ける。

それが4人目まで繰り返される。

時間がかかるわけだ。

私はてっきり筑後川温泉PG場だけのローカルルールでもあるのか、と思った。


管理人(地元のボランティアの方) に聞いたら、

「あの人たちは、GG(グラウンドゴルフ) をしている人たちです。

GGでは、一人ずつ打ち進んでいくんです。

お年寄りは、いくらPGのルールを説明しても理解してくれません」 との返事。

その説明で、初めて分かった。


管理人は続けて 「目に余ったら、注意してあげてください」 とも。

いや、理由が分かったらそれでいい。 だから、

「考えの凝り固まったお年寄りを相手に、注意を促しても、気まずさだけが残ります。 

お互いに。

だから、郷に入ったら郷に従いますよ」 と答えておいた。

PGの発展と将来のために、私がとった態度はこれで良かったんだろうか。

疑問と反省は残る。