Zarchery's fanciful story

Zarchery's fanciful story

Zarcheryが考える物語。ただしストーリは気が向いた時に書き、予告なく変更される。たとえそれがすでに公開されている内容だとしても。そんな物語をはたして貴方は読む気になるだろうか?
                 - Since March, 2007 -

              - 読者になる前にお読み下さい -


"Zarchery's fanciful story"それは、Zarcheryが考える物語。

ただし、ストーリは気が向いた時に書く。またそれらは予告なく変更される。たとえそれがすでに公開されている内容だったとしても・・・である。また突如消えてしまう可能性も十分にある。そう、そんないい加減なサイトだから、ここで断りを入れておくことにした。この横柄なサイトの物語をはたして貴方は読む気になるだろうか?ここは単に公開されているにすぎない。貴方がこのサイトの文章で感じるいかなる感情もZarcheryは責任を持たない。その他どんな状況下における全ての責任をも持たない。読む読まないの選択権は貴方にあり、貴方が決断する。それは貴方の自由だ。


さて、このような全ての条件を受け入れる決断をした変わり者の貴方、その貴方の為だけにご挨拶を。


             ようこそ、“Zarchery's fanciful story”へ


※ここでは現在「BC」と「JG」という2つの物語を同時進行でUPしています。

  混同されないようお読み下さい。(「タイトル」及び「テーマ」にて分別しております)

※テーマが「フェルナンデス」となっているのはBlogペットの“フェルナンデス”が書いた

  もので、Zarcheryが書いたものではありません。

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「エドが貴方の味方だと?」
Zarchery's fanciful story 京香は知色の顔をまっすぐ見つめて問いかけた。
正直、エドが自分の味方だと思ったことはない。ただ。ただ敵だと思ったこともない。

というより、自分の周りに味方などいるのだろうか?と思った。知色の答えが出ないうちに

「エドワード」と京香が言った。

「え?」

「彼の名前」

「エドワード?」

「そう、エドワード・ボンド」

「ボンド・・・・」知色は聞き覚えのある名前だと思った。遠い記憶だった。遠い記憶の引き出しが開いてしまった瞬間、思わず口元に手を当てた。

「そう」京香が答えた。

知色は京香の答えよりも、独特なやさしさ、それでいてどこか冷たい上手く言葉で言い表せない不思議な空気が気になって仕方がなかった。

「私は・・・少なくとも貴方の敵ではないわ。今のところ」知色を見透かしたように京香が答える

「承知しています。さもなければわざわざここへは来ません」

「では最初の質問の答えを」

「わかりません」

「なぜ?」

「なぜでしょう?真実を見ていないから。そして私とエドとのかかわりから想像しても判断できない」

「そう」

「では貴方はエドが敵だと?それとも味方だと?」

「エドワードはボンドのDNAを受け継いでいます」

「それでは・・・」

「ボンドは敵です。でもエドワードは敵ではありません」

「あぁ・・・」知色は京香の言葉の意味を理解した。

「良かったわ、貴方が頭の良い人で」京香はそういって資料を広げた。「これからかかわる私たちの“仲間”です」

「なぜ?」知色は目を疑った。

なぜ、その人物の名前がそこに刻まれているのか、と思った。誰も知るはずがないのだ。誰も。だが、そのリストにはしっかりと刻まれていた。


"名前のない男(ジジの血をひく者)"




・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


京香は知色が去った部屋でシンと2人でいた。

「少し、きつかったかしら・・・」京香がシンに問いかける。

「どうでしょう?」笑顔で答えるシン。

「まぁ。なんて意地悪なシンちゃんっ」と京香が急に砕けた口調で話し出す。

「その変りよう・・・」笑いながら、シンはふざけて目を丸くして答える。
「ブラック規約とグレー規約・・・」そういって京香がシンの顔をのぞき、それに答えるように「もうひとつ」と人差し指を立てるシンに対してすかさず人差し指を口に持って言って「シッー」と京香が答える。

「でも・・・JGってなんなんだろう?」とシンが独り言のように言葉にすると京香がさらっと答えた。


「ジャパニーズ・ゴールド」






「そうです」知色はそう京香の目を見ながら答えた。Zarchery's fanciful story

「世界のブラック規約」京香はイスを回して向きを変えながらそう答えた

「何の意味もありません」

「効力はある、でも、ない」京香が微笑んで答える

「母はとジジが戦って勝ち取ったものなのですが・・・」悲しそうに知色が答える

「でもそのお陰で今の貴方がある」

「ええ」いつもは強気の知色だったが、その声は少し力を落としていた。

「ちなみに我が社は“世界のグレー規約”に守られているの」知色表情を察知して京香は笑顔で答えた。

「そうですね」知色はクスッっと笑ってそう答えた。“ブラック規約”はこの世に存在するが“グレー規約”というのは聞いたことが無い。これは京香のユーモアであり、知色に対する協力を示す意思であると理解したからだ。

「あるのよ」京香はミステリアスに微笑む。

「え?」知色は何を言っているのか分からなかった。

「世界のグレー規約」入り口付近に立っている男性、シンがそう答えた。

知色は思わず振り返ってシンの顔を見ると、シンは落ち着き払ったやさしい表情で微笑んで会話を続けた。

「あるんですよ、“世界のブラック規約”と同じように“世界のグレー規約”が」

そう、あるという保障もなければ無いという保証も無い。世界のブラック規約でさえ、多くの人が知らない。限られた人間のみぞしる規約である。つまり知色自身が“知らない”から“存在しない”というのは正しくない。いつもならそんな簡単な回答を導き出せるのに今の精神状態が自分の目を曇らせている、と悟った知色は落ち着き払って京香の方に体を戻す。

「体制を立て直すのが早いのね」京香がやさしく微笑む。

知色は気づいた。この彼女の優しい微笑がどうも心を緩ませる。悪い意味ではない。ただ、緩んだ心が緊張感を忘れ研ぎ澄まされた神経を曇らせてしまう傾向にあると。そして彼女自身、悪意でそうしているのではないことも。

「心の休息も必要よ」知色の心を見透かしたように京香が言う。

「休息しているほど流暢な話ができる時間がないかもしれません」

「残念だわ」

「本題に入りませんか?」

「そうね」京香はそういって手元のファイルを広げ、知色の顔を見ながら「始めましょうか」と声をかけた。

「はい」知色はそう答えながらイスに座りなおす。

「ではまず、貴方が信頼しているエドについて」

「エ、エド?」

「ええ、そうよ」


Zarchery's fanciful story 光座(こうくら)は相変わらず表情を変えず坂田の顔を見たまま何も話さなかった。坂田は自分の問いは相手に不快を与えているということを知りながら再び訊ねた。

「それはどいういう意味なんでしょうか?すみません、何か1つ気になるとどうしても追求したくなってしまう、ちょっとした私の病気ですな。あははは。でも、気になると止まりませんで・・・・」苦笑いしながら尋ねる。

光座は顔を緩めて坂田の質問に答えた。

「貴方がそういう人だと、エドワードから聞いております」

「え?」

「今、貴方がここにいるのは全てエドワードが立てた計画の1つです」

坂田は一瞬、驚いた。だが表情を変えずに光座の話を聞き続けた。

「エドワードは貴方に後任を任せたいと」

「え?」

「自分が死に直面したとき、貴方にと」

「そんな話は・・・」

「聞いていますね?」坂田が全てを言い終えるまえに光座は口を挟んだ。

坂田は思い出していた。エドワードがイギリスの研究所で言った言葉を。そう、“僕が死に直面したら君がこのプロジェクトを引き継いでくれるね?”と。“どんな状況に直面しても切り抜けるつもりだ。だが、できる限界がある。その時には君の力が必要だ”と。何を言っているのかと訊ねると“君にしかできないんだ”と。エドワードの深刻な表情をその時初めて見た。その上で、今回の仕事を引き受けたのだ。

「君の力が必要だ、と、そうい言われましたね?」坂田の表情を見ながら光座は話しかけた。

「ええ・・・でも・・・それは質問の答えにはなりませんが?」

「彼は“死に直面”したでしょう?」

「え?」

「その時には坂田さん、貴方にプロジェクトを引き継いで欲しいと」

「どういう・・・?」

「先ほどお話したとおり、この計画、いやプロジェクトは全てエドワードが立てております」

「つまり?」

「エドワードは自分がもっと“危険な行為”を行う場合には、つまり死と背中合わせの状況になれば、自分のポジションを貴方に依頼すると。そして彼は自らそれを実行に移しはじめているのです」

「自作自演?」

「そう、彼は私達が危機一髪で助け出すことも彼の計画でした。なので今のところは守られていますが・・・」

「が?」

「“危険な行為”を始めれば保障はありません」

「だから、“今のところは”なのですか?」

「そうです。でも危険な行為は正確にはもっと前、貴方があの研究所に行く前から始まっていたのかもしれません」

「え?」

サボりすぎです。。。(>_<)

サボりすぎにも程がありますよねぇー。はぃ。(><;) 完全に止まってるし。。。


待ってくださいね。書きますから。ちゃんと・・・。

物語の続きをちゃんと書こうと思っています。はぃ。


ただ・・・やることが遅いのです。ごめんなさぁ~い。o(_ _*)o



Zarchery&#39;s fanciful story-f22


マッハで色々片付けて時間を・・・作ります!

はぁぃ。



By: Zarchery.


Zarchery’s fanciful story 知色は先ほど電話で話した女性の指示で、あるビルの一室にいた。

四角い広々としたフロアーの壁際全てが幾つかのガラス張りの個室となり、その個室を除く部屋の中心部はオープンスペースのように小さな丸テーブルと椅子がいくつか配置されている。全てがガラス張りで個々の個室、いや会議室が見通せるその空間は開放的だった。だがしかし、そこは誰もいない静かな寂しい空間とも言えた。知色はそれらの会議室が見渡せる部屋の中心にある丸テーブルに座っていた。

暫くするとフロアーの入り口からスーツ姿の長身の男性が入ってくる。

「知色様ですね?シンと申します」その男性は上品な微笑で知色に握手を求めた。

「はじめまして」知色は握手に答える。

「では、ご案内いたします。こちらへどうぞ」

「はい」

男はそのフロアーを出てビルとビルをつなぐ渡り廊下へと向かった。そして目的の部屋に入ると目の前に1人の女性がいた。

「お待ちしておりました」知色の前にいるその女性は優しいへ顔で微笑んだ。

こげ茶色のロングヘアー、背丈はさほど高くなく、温かさそうな雰囲気をかもし出す。しかしどことなく冷たくも感じる不思議なオーラを放つ女性だと感じた。

「こちらへどうぞ」先ほどの男性がそこに置かれているソファーに誘導する。

「はじめまして。京香(きょうか)です」女性が上品に話しながら知色の斜め向かいのソファーに座る。

「キョウカ?さん?」

「ええ」

知色は、先ほどのシンという男性の名前も気になったが、今回も気になった。

「失礼ですが、キョウカさんというのは苗字ですか?」

「いいえ。名前です。ごめんなさい、当社では苗字は使いませんの」

「使わない?」

「ええ。シークレットなんです。だから決して苗字をオープンにする事はない」女性は優しい表情のまま話す。

「何か意味があると?」

「うーん」京香と名乗る女性はそういって入り口付近に立っている、先ほどの男性、シンの顔を見て微笑んでみせる。そして再び知色の方へ顔を戻し、アゴに手の甲を置きながら再び答える。

「ルール・・・かしら。私の中のこの会社での取り決め」

「ルール?」

「人は色々な物を内に持っているわ。それをそれぞれの目的に合わせて使い分けたい」

知色は彼女の言っていることがサッパリ分からなかった。

「分からない、わよね?」京香がクスクスと笑う。

「すみません」

「いいの、わからなくて。ただ、ルールだって事を受け入れてくれたらそれでいいの。当社の人間は全員、下の名前で呼んでくださいっていうルール」

「京香・・・さん?」

「受け入れてくれて有難う。私も貴方を知色さんと呼ばせていただくわ」京香は笑顔で答える。

「あ、はい」

「さて、対面の挨拶も終えたことですし、本題に入りましょうか」

「ええ」

「貴方の事は貴方のお父様、そして私のお爺様から聞いております」

「ジジに・・・“来るべき時が来たら”貴方に連絡を取るようにと」

「来るべき時が来た」

「はい。大きなプロジェクトが動いているようです。そして恐らくそのプロジェクトの歯車のひとつが・・・」

「貴方だと」