参考資料 | Elvis Costello Discography

Elvis Costello Discography

エルヴィス・コステロ・ディスコグラフィー

2月、4月と質より量でテキストをアップしてきました。コメントをくださった方、いつも見てくださってる方々、ありがとうございます。
いつも自分の記憶とメモを頼りにテキストを書いてるのですが、これまで参考にしてきた資料の出展はしておくべきかと思います。

テーマ「はじめに」で書いたように、大部分を「The Elvis Costello Home Page 」に頼っているのは間違いないです。
ファンジンElvis Costello Information Serviceは僅か1年ほどしか購読しませんでしたが、そのRichard Groothuizen氏が纏めた私家版ELVIS COSTELLO So Farは'82年までの貴重な資料になっています。
so far 歌の世界 詩集
日本で出版されたコステロ書籍は3冊しかありません。
David Gouldstone著の翻訳「エルヴィス・コステロ 歌の世界(ソニー・マガジンズ)」はタイトル通りの内容でSPIKEまでのアルバムが解説されています。巻末のディスコグラフィもシングル含め写真付で詳細なものでした。
「エルヴィス・コステロ詩集(シンコー・ミュージック)」はパンチ・ザ・クロックまでの上田茉莉恵・山下えりかによる日本語対訳の歌詞集。
この2冊でコステロの歌詞の理解には役立ちます。MSIリリースのCD付属の対訳も役立ちます。
biography MM_extra
バイオグラフィーものは海外では多数出版されていますが、翻訳本は1冊しかありません。
「マイ・エイム・イズ・トゥルー エルヴィス・コステロ・バイオグラフィー(ブルース・インターアクションズ)」はトニー・クレイトンリー著。
この他雑誌では「ミュージック・マガジン増刊 エルヴィス・コステロのすべて(ミュージック・マガジン)」が日本のコステロ本としては最初のものではないかと思います。
それぞれの記事も読み応えがあり、当時の広告も良い資料になります。巻末のディスコグラフィーがすでにマニア向けなまでに詳細なものになっています。

雑誌では、ロッキング・オン誌やクロスビート誌のインタビューをいくつか読んでいますが、ほとんど記憶に残っていません。
雑誌ではレコード・コレクターズが最も参考にしてきました。
93_11 95_01
'93年11月号に大鷹俊一氏によるDEMON/RYKOリイシュー第1弾の記事が4ページあります。
この記事がコステロを本格的に意識した最初の出会いでした。
'95年1月号は同じく大鷹氏の連載「レコード・コレクター紳士録 第38回」に日本一のコステロ・コレクター氏の記事があります。この記事に出会ってコステロ道を突き進む事になりました。この方がコステロ・コレクティング・ガイド的なサイトを作っていたら、私の薄い情報でブログを作る事は無かったと思います。
96_07 99_06
'96年7月号はコステロが第2特集で、オール・ディス・ユーズレス・ビューティーに合わせてワーナー期の総括、コジャック・バラエティのオリジナル録音の紹介、'93年11月号以降のリイシューシリーズの記事があります。
'99年6月号は第1特集が組まれ、2月の来日公演時の大鷹氏によるインタビューがあります。このインタビューの引用がこのブログでは一番多いのではないかと思います。僅か40分程のインタビューだったようですが、もの凄く濃い内容です。リイシューCDのまとめと未CD化音源、ワーナー移籍以降の音源も纏められて、これは非常に役立ちました。

以上挙げたものと、'96年から'99年にかけての日本公演パンフレットが、私が穴が開くほど読んできた資料です。
これらがなかったら、このブログが始まるのは30年後だったかもしれません。