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目や耳の病気も原因に
眼精疲労の場合は、疲れをとると頭の不快感は治まりますが、目の奥から頭にかけて痛みがある場合、目の病気による頭痛が考えられます。特に注意したいのが吐き気を伴う頭痛です。急性緑内障を起こしている場合、突然眼圧が高くなって頭痛が起き、目がとても痛くなりさらに吐き気がします。眼科でなら比較的容易に診断出来るこの病気も、脳出血などが疑われて脳外科で診てもらった場合、検査で脳に異常がないと診断されて、発見が遅れることがあります。また中耳炎や外耳炎、鼻炎や蓄膿症(ちくのうしょう)でも頭痛が起こります。
頭痛になりやすい体質
親が頭痛体質の場合、片頭痛を起こしやすいというデータもありますが、ホルモンのバランスを崩しやすい体質の人は頭痛で苦しむことが多いようです。体が疲れやすい人、自律神経が生まれつき弱い人なども、体質改善しない限り、なかなか頭痛から逃れにくいといえるでしょう。貧血も頭痛の原因となります。頭全体が痛い、頭が重いと感じることが多く、鎮痛剤を服用しても症状にはあまり変化がありません。
朝起きてすぐの頭痛
朝起きてすぐ起こる頭痛は、高血圧が原因の場合があります。仮に血圧値が正常範囲であっても、血圧が急に上昇すると頭痛を起こしてしまうのです。これは、血圧の上昇によって脳内の太い血管が急に広がり、脳内の神経が刺激されるためで、特に目覚めた直後は、脳の血管が急に広がるために頭痛が起きやすくなります。血圧が下がると治まることが多いのですが、普段から高血圧の人は頭痛が起きやすいので、頭痛が続くようなら必ず受診しましょう。また、異常な血圧上昇が起きるケースとしては、腎臓障害、妊娠中毒症、抗精神薬を服用している人が赤ワインやチーズを食べた後などが考えられます。
