白い線香花火 | zappaはzappingがお好き

白い線香花火

スーパーとか名前をつけるのは人間の勝手かもしれませんね。

月はいつもの顔をしてそこにいた。

目の悪い私は、眼鏡をはずして月を見てみた。

そしてぎゅーっと焦点を絞ってみると。

月が生きてるように、わやわや揺れるのです。

これなんだっけ?

線香花火!

火をつけた直後の、わやわや揺れるあのまん丸。

ジジ…と言うちょっと前ね。

触れれば落ちそうな、とは

椿の花だったかしら。

乙女の比喩だったでしょうか。

白い線香花火。

その揺れる火を見ながら、

鎮魂の思いを送りました。