日本という国 | zappaはzappingがお好き

日本という国

ワタシは、日本に生まれて日本に育ちました。

初めて海外に行った時初めて、日本という国を意識したような気がします。

でもそこから何か掘り下げたり、教科書で習った以上の歴史を知ろうとしたりはしなかった。

というか教科書で習った歴史すらもう忘れてしまったんだけれど。


ワタシの親友の娘さんに、勉強が上手な女の子がいます。

ヘンな表現ですが、ほんとに「勉強上手ね」って感じの子です。

学ぶことが好きで、学校が好きで。あ、教えることも好きみたいです。

なにかのことを彼女が説明すると本当にわかりやすくて、的を得ていて、すうっと頭の中にその内容が入ってきます。

聡明。

という普通の言葉でも、なにか説明不足な感じがします。

そして彼女の話す「日本」という国はワタシの知らない国のようでした。

「和色」について教えてくれたのも彼女です。
浅黄色とか群青とか、聞いたことはあるけれど、あんなにもたくさんの種類の色があるとはしりませんでしたから。

舞や歌舞伎が好きな彼女によって語られるそれぞれの魅力は、言葉自体が美しい音楽のように耳をくすぐりました。

源平好き(特に平家だそうです)の興味が高じて琵琶まで習い始めたのは少し可笑しかったですけど。

そのうち彼女の語り弾く「壇ノ浦」が聞けるかも。楽しみです。

短歌では賞をとったこともある彼女は、特に季節に対して敏感な感性をもっています。

考えてみれば四季のある日本という国に居て、季節に鈍感になっている自分の方が…

どうかしてるぜ!!


(ああ…ついに我慢できずにフザケてしまいました)



彼女の名前は、綾部ふゆ。

以前から予告していた連載が今日、始まりました。

「綾部ふゆ的*随筆」

月に1回、その月にまつわる話題や彼女の思い出など…まだどうなるかわかりませんがとにかくスタートしてみました。

かしこまったコラムではなく、あくまでも随筆、随想、散文的なものとご理解ください。

もし良かったら覗いてみてください。


そしてそんな彼女の別の顔が「オタク女子」であることもこっそり告げ口しておきますw