襲名
朝からワイドショーで「圓生襲名」問題。
落語のイベントを決めてから、落語ネタが耳に入りやすくなっている。
つい先日も「円楽襲名披露」とかもありましたね。
円楽師匠の名前くらいは前から知っていたけれど、圓生師匠という名前はあまり耳になじみがない

な~んて言うと怒られてしまうかも?だって、<大名跡>だから揉めてる

歌舞伎の世界で仕事をいていたので、世界違えど襲名の大変さはワタシにもわかるような気がします。
とはいえ、歌舞伎の場合血縁ありきの襲名なので、落語家界のそれとは違うものなんでしょうね。
歌舞伎の襲名も…一大事業で、「いつまでやるんだ襲名興行」ってくらい、興行的にはオイシイものです

全国各地のお客さまが襲名をお祝いしてくれるんですから、そりゃ長くもなりますけどね。
名前を継ぐというのは、一般人にはそう無いことですね。
そこで考えた

もし名前が継げるなら、誰にしょう?

(…相変わらず時間の無駄が好きなジブン)
親がつけてくれたから文句ぁ言いたかないが、ワタシは自分の名前があまり好きではなかった。
小さい時は「ひとみちゃん」と呼ばれていたけど、中学生くらいになると呼ばれない。
まわりの友達で「みゆき」とか「まさみ」とか「ゆうこ」とか、下の名前を呼び捨てにされてる子がうらやましかった

「ひとみ」って言いにくいんだ…ってジブンを納得させたものでした。
でも名字のあだ名はなんだかそっけない気がして、やっぱり名前で呼ばれたかった。
そういえば社会人になってオッサン自動車に入った時、同期の女の子でひとり「ひとみ~」って呼んでくれた子がいました

他の部署で格別仲も良くなかったのになんで?って気もしたけど、それがミョーに嬉しかった。
なので彼女のことは今でもよく覚えてる。
名前の流行りはめまぐるしく変わるので、今現在なにがと考えると、やっぱ今風ですよね

「アルテイシア」…それはガンダムだ。
「マヤ」…それはガラスの仮面。千の仮面を持つ少女になってどーする!
「チエ」…うおっナニワの匂いだホルモン焼きだおまけに親はテツだ!
…真面目に考えよう。
でも名前のニュアンスを継ぐのか、その名前の人をリスペクトしてるのか、それによっても違うもんね。
きっとネロなら「ルーベンス」だよ。
ワタシの場合…いくらリスペクトしてても「幸之助」は無いし

あとは?

「おりょう」とか言わないようにね!今時勢が悪い全国から石投げられっぞ~!

そう考えると。
今のままでいいですわ

いくら呼び捨てにされなくても、そのうち生涯のパートナー(誰?)が読んでくれるでしょ。
それに老女になった時「ひとみおばあちゃん」は案外可愛いではないか!

そして今日も始まりと終わりのまったく噛み合わないブログを書き続ける、妙齢ひとみでした。
おあとがよろしいようで。
開運☆縁日~弥生~「笑って開運!エビス落語」はいよいよ22日です。
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