オチがあるから落語です
カフェ落語のイベントを企画したおかげで、また勉強です

落語の基本について。
エンターテインメントは理屈よりも楽しむもの


それはジブンもそう思います。
まずは自分の直感で。目で、耳で、全身で感じる

だから、「ライブ」が好きなのです

落語のイベントをやりたいって考えた時、
まずはすぐに生の落語を聴きに行くことを考えました。
そして、それはとても良かったです

(生落語初体験のブログはこちら)
間近で見る噺家さんの表情、仕草。
おおっ!扇子が箸

人情噺では本当に泣いているんじゃないか?とマジマジ見てしまう

こういうのは、ライブで体感しないとわからないこと

でも今回企画してるのは、初心者向けの入門イベント。
自分の感覚で楽しんでもらうのは前提でも、やはり基本的な知識は伝えたい

そう考えていろんな文献を見てみると、、、

「そうなんだ!」

やはり落語への壁をとっぱらうためには、理屈も必要じゃないかって思いました。
以前歌舞伎にハマった時もそうでした

生まれて初めて観た歌舞伎の演目は「南総里見八犬伝」

小さい頃に観たテレビの人形劇「里見八犬伝」の記憶があったので(歳バレ

でも歌舞伎には「イヤホンガイド


いや…それは正しくないか。落ちるウロコの無い初心者だから、え~っと、、、耳元でささやかれて目からウロコって、、、耳と目で、、、(爆)

まあとにかくすごく面白みが増したわけですよ。
役者の動き、「いま刀で斬るマネをした形は『八』という字で、末広がりのおめでたい様子だ」とか「いま姫様が着物の袖で気持ちを表している」とか、なるほど~とニンマリ。
感性に、理屈がのっかって、さらに歌舞伎が好きになりました

そして今回の落語。
ジブンも初心者だってことを生かせば、お客様にわかりやすく基本中の基本をお伝えすることが出来るんじゃないかって思います。
落語に「落ち」があるっていうのは、ワタシも知っていました。
で、「マクラ」っていうのも、うっすら聞いた覚えが…。

この辺から、資料を作り始めましょうか。
「落語はマクラと本編、そしてオチで構成されています。この3つを、それぞれ独立させることなく、一連の流れで話します。この流れで一席の落語ができあがるというワケです。
まず、噺家が高座に登場し、観客に対する感謝の意や自己紹介、あるいは時節や時事に軽く触れます。そして、演じる落語の演目にあった話をし始めます。これが、落語の中で「マクラ」と呼ばれる部分です。マクラはお客さんが本編に入りやすい状態にほぐす役割を兼ねているのです。」
こんな感じでどうでしょう。って、まるっきり受けうりやん!へへ

このような読める資料で基本中の基本を頭に入れて、噺家さんのトークでさらに親しみを覚えて頂けたらいいなと思います。
だから、観客参加型。どんどん、質問したりしてみんなでワイワイやりましょう!



参加を表明して頂いてる方は、質問を考えてきてくださいね!

江戸の昔から芸能はハードルのない、楽しむもの。
春の一日、日本ならではの大衆芸能を、カフェという寄席で笑って楽しみましょう

3/22「笑って開運!エビス落語」の情報はこちらからどうぞ