創業塾
昨年通った「創業塾」。
東京商工会議所主催で、全5回で5000円という、非常に良心的でCPの高いセミナーだった

起業の心構えや税務会計などの実務、資金調達、マーケティングなどなど、まさに初心者向けの親切な内容が盛りだくさん。
特に起業を目指す人への最初の授業として、起業で一度失敗している講師が講義を行っているのが興味深かった。
「会社って大きくしなきゃいけない、とか上場しなきゃいけない、なんて決まりはないんですよ」というその講師の言葉は、目からウロコだった。
確かに、上場するほど儲からなくたって、自分の好きなことを続けていけるだけでいい、ってことでもいいはず。
まあそれだけの経営状態だとしても会社を存続させるというのはやっぱり大変なものですけどね。
自分は、起業する確かな目標を持ってこのセミナーに参加したわけではなかった。
個人としてやっているリラクゼーションの仕事で起業するなんて考えてなかったし、特別「これで起業したい!」という夢もなかった。
ただ、漠然と「会社を作るにはどういうことが必要なのか、知っておいてもいっか」くらいの軽い乗りだったのだ。
でも創業塾に毎週通ううちに…
毎週土曜日、有楽町から東商ビルにてくてく歩いているうちに…
なんだか、「やらなきゃ」って気持ちになった

だって、当たり前だけどみんな真剣に起業のことを考えて参加してる人ばかり。刺激にならないわけがない

そしてセミナー後半の「ビジネスプラン創出」の授業の中で、自分のプランを作成・発表する段になり、初めて授業の中で他の参加者との交流が生まれた。
プランを出し合い、その中のひとつのプランをみんなでブラッシュアップして仕上げていく。
そんな「団体行動(?)」をしたのは初めて、知らない人の前でプレゼンしたのも初めて、そしてそんなプレゼンがコンテストの上位に入るなんて、ほんとにほんとに驚きだった。
いつも誰かをサポートする側で生きてきた自分が、みんなの前で自分の夢を語っている…
ありえない…かった。今までは。
でも、なんだかやる気がわいてきたんですね。
つまりおだてりゃ木に登る性格だった、ってことなんですけどね

でも何よりも、起業を志す仲間達との出会い。それが一番の財産になった


年齢も仕事も夢もそれぞれ、でも仲間。一度も一緒に仕事をしたこともない、でも仲間。
そんな人間関係って、そうそうあるものじゃない。
思い切って参加して良かったなあ、しみじみそう思う。
そんな経験が自分を変え、起業を決意させ、いまこうやってブログなんか書いている。
不思議。
そして明日は久しぶりのセミナー。
創業塾で講師だった四ツ柳先生の、「あたりまえだけどなかなかできない起業のルール」出版記念セミナーだ。
グループワークもあるみたい。最近緩み気味の頭に一発!いい刺激を受けてこよう。
余談ですがこの本すごくためになります。私のバイブル。
今日はなんだか、「起業・ベンチャー」ジャンルっぽいブログでした。なんだか恥ずかすぃ~

さっ、明日は昼間に起業イベントの会場候補の下見もある。夜はセミナー。楽しんでこよう


