雨と耐水圧の話 | 大ざっぱなO型キャンプ

大ざっぱなO型キャンプ

2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

天気予報でよく出てくる「降水量」、1時間に〇〇㎜という表現をしますが実際にはどの程度の雨に相当するのでしょうか?

 

【降水量】

降った雨がどこにも逃げずに溜まった時の量で、よく「1時間に20㎜の雨」とか天気予報で言うあれです。270サイズのテントの天井に1時間に20㎜の雨が溜まった(ありえませんが)とすると145キログラムになります。よくテントの張り方が悪くできてしまう点状の水たまりだと30㎝くらいのもので3センチくらい溜まったとすると15~18キログラム程度になります。2リットルのペットボトルの重さが約2キログラムですから3センチでも結構な重さになります。

 

 

50㎜以上だと車の運転は危険なレベルの量とされていますから、実際にキャンプを続ける雨量は20~30㎜が限度でしょうか?自治体によっては20㎜で「大雨注意報」が出ます。

 

50㎜になると大雨・洪水警報、避難勧告の目安となりますから天気予報の降水量の予報で「多いところでは〇〇㎜」を聞いた際にはどのくらいの雨になるのかを想像することができます。

一般的には、屋外活動がギリギリ普通に開催される目安(キャンプに限らずイベントなど)が3㎜と言われています。

 

テントのカタログやAmazonの商品説明欄、レインスーツに書いてある「耐水圧〇〇㎜」はどのくらいのものがあればよいのでしょうか?

 

【耐水圧】

気になる「耐水圧」ですが、傘は200~300㎜、雨の他に風も関係してくるテントなどでは1500~2000㎜必要と言われています。この数字はどのくらいの水の圧力に耐えられる防水性なのかを表す数字でミリで目安としてあらわされています。(雨水が染み込んでくる限界の数字の目安)

 

テントの場合で耐水圧をいくつか見ていくと

 

コールマンのタフワイドドームⅣ/300では、2000㎜

コールマンのツーリングドームでは、1500㎜

最近では3000㎜の物もあります。特に、フロアの耐水圧が高くしてあるテントもあり、その場合にはフロアから水が染み込みにくいという効果の目安になります。(実際にはグランドシートとセットで防ぎますが)

 

耐水性が高いと当然通気性が悪くなるので、夏のキャンプでは不利になります。なのでテントとフロアの耐水性を(フロアを高くしている)変えているテントは高性能ということになります。(通気性とフロアからの水の染み込み防止を両立している)

 

ゴアテックスはこの問題を解決したもので、通気性と防水性を両立する素材です。外からの水は通さないが内からは湿気や空気を排出できるという一方通行の素材です。

 

Amazonで1万円以下で販売されているテントでも耐水圧3000㎜のものもありますので、性能としては問題ありません。逆に説明欄に耐水圧を記載していないテントを避ければ、そうそう問題はなさそうに思います。

 

私の場合は、安いテントやタープでも防水加工や手入れをしていけば問題はないと思っています。ただ、耐水性はよほどのことがなければ問題ありませんが、他のところ、やはり縫製が甘かったり、ベルトが早めに切れたり、プラスチックの部品の劣化が早かったりという点は否めないように思います。