直火禁止は景観の維持と野火の防止だった | 大ざっぱなO型キャンプ

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2023年の夏、2拠点生活の長野でキャンプ再デビューしました。

 

 

多摩川でやらかした方がいらっしゃいました、ケガや被害がなくてよかったです。風が強いと結構燃えるのが早いですから、焚き火でも、大きな火の粉が意外と飛び出すので枯草の上で焚き火をする場合には枯草の上とか気を付けたいですね。

 

直火は微生物が死滅するので環境破壊につながる

と子供のころから刷り込まれてきたので疑う余地もなく信じておりましたが、科学的なエビデンスを見つけました。大げさなんだよ当時のくそじじいどもめがというある意味納得の記事

当然、直火や焚き火台の直下の微生物や植物は焼けてしまいます。芝生のキャンプ場だとそれは死活問題で美観を損ねますから、焚き火台とスパッターよけのシートがなければ目的は達成されないということになりますね。そういえば、随分昔に、直火禁止の林間のサイトで焚き火シートを強制的に購入させられたことがありますが、それも微生物というよりも焦げ焦げの跡があちこちに残るのはやはりみっともないという事だったのかもしれません。

 

もちろん、微生物や植物への配慮は必要ですが直火禁止の理由の一つという位置づけだということなんですね。ちなみに、山焼きの場合には、炎のピークが短時間で通り過ぎるため、何時間も焚き火をするほどの地中へのダメージはないということでした。

 

残飯やゴミなどが満載のゴミ捨て場や、炭がやりっぱなしのサイトはやっぱり気持ちのよいものではありません。それだけで気分を台無しにする年代ではもうなくなりましたが、乾いた芝生の上に張る設営は何度やっても気持ちがいいです。

 

数年前になりますが、今のキャンプブームが立ち上がり始めたころでしょうか?やたらとテントに小さな旗がはためいていたり、きらきら電球が点滅していたころ、撤収を終えてゴミ捨て場を見て使い捨てたキャンプ道具が多いのにびっくりしたことがあります。バーベキューコンロ、テント(これは恐らく壊れたのでしょうか?さすがに)段ボールに入ったままの使いかけの炭、椅子、まだ使えそうな鍋、などリサイクルショップ状態でした。

 

やはり、長年壊れもせずに使ってきたキャンプ道具で愛着をもってキャンプができたらと思います。消耗品と、準消耗品、そうでないものをきちんと分類して、私のようにキャンプ場でほとんどの道具をアマゾンの箱から出すのではなく(笑)長く持たせたいものはそれなりのメンテナンスや修理をしながら使っていく、こだわりのキャンプをされていらっしゃる方はやはりかっこいいですね。