中学に入るころまで家族でキャンプへ行っていましたが、どこのご家庭も同じ部分はあるかと思いますが、なかなか家族で出かける機会も減ってきます。
「スキーなら行くけどキャンプはいかない」
などと平気で言います。誰がお前のリフト代出しとるんじゃ?あぁ?
それに便乗して
虫という虫が死ぬほど嫌いな嫁
も大人げなく乗っかってきたこともあり我が家にはここ数年間キャンプのキの字も出てきやしません。
なんでわざわざ虫のいるところに
行かなきゃいけないのよ
とまでとどめの悪態までつかれますが
かわいそうな人たちだ
と、器の大きな私は気にしません。
まぁ、無理もないです。暇があればスマホのゲームやら、何が面白いのか訳の分からない動画を見ていますから、Wifiのないキャンプ場に興味を示すわけもありません。少し前までは「充電」を気にしていましたが、今はWifiもですから、
フリーWifiがないからキャンプ行かない
というのはキャンプ愛好家全員を敵に回すようなもんです。
かくいう私も「場内では飲酒・喫煙禁止」になったら
くそキャンプ場が!
二度とキャンプやらするもんか!
地獄に落ちろってんだ、と悪態をつくでしょう。
お互い様です
小学校低学年のころまでは、あえてナイフを持たせたり火を起こす経験をさせて
英才教育
をさせてきたつもりですが、
何の役にも立っていません
これは、小学生のころから野営訓練だの林間学校で辛い思いをしてきた我々に、色々なことを当時教えていただいた大人の皆さんの志を引き継げなかった我々の完全なる怠慢です。
が、
そもそも我々にもあまり役に立っていません
から、いたしかたのないことなのでしょう。
キャンプの歌
とか
キャンプファイヤーの練習
とか
早く火を起こした方が勝ちゲーム
そもそも嫌々やってましたからなおさらなのかもしれません。
薪を割ったり、火や刃物に対する危険性を理解したり、準備や工夫が大切だということを伝えることはできませんでしたが、テントも張らずに泥酔したり、次々と無駄なものに散財して自分のお母さんに怒られている父の姿を見せてきたことで、
反面教師
として、息子に何かを伝えられたと思えば私も本望です。



