4.

あの北朝鮮にダチョウの牧場ができたというニュースがあった。ワタシたち人類の食欲を満たすために様々な動物がタンパク源として利用されている。アリガタイことです。

そういえばバブルの頃、ワニ料理が話題になったことがあります。ヤクルトの助っ人として来日してホームラン王にもなったパリッシュ選手の好物がワニだった。

1989年にヤクルトに入団。入団会見で好きな食べ物を聞かれて、「フロリダでは普通に食べるワニの肉だ」と答え、ワニを食べる男として話題になった。日本でも食べたいとワニ肉を食べさせる店を探し回り、都内に1軒だけあったのでそこでスタミナを付けた。

だからフロリダではワニのほうが人間を見ると逃げる。フロリダで強いのはハリケーン、人間、ワニの順番だというのはもちろんウソです。

ちなみにパリッシュ選手。豪快なホームランを打つ代わり、三振も多かった。池山隆寛、広澤克実と3人揃って「100三振トリオ」と呼ばれていたそうです。巨人にもトマソンというムダなモノの代名詞になった害人、元へ、外人がいましたね。バットをクルクル扇風機のように回してホームペースの塵を払ってくれる。主審にとっては刷毛がいらないアリガタイ選手だった。

パリッシュ選手の余波でワニが話題になった頃のことです。後楽園遊園地の中にあるレストランでワニ料理を出しているという情報を小耳にはさんだ。

味や歯ごたえは鳥肉に似ていて、鳥のカラアゲといって出されたら見分けも味分けもつかない。というので、愛鳥家のワタシ、まだ小さかった豚児を連れて一家で後楽園に出かけました。

(注:豚児というのは息子を謙遜して言った表現です。串刺しで炙り焼きにされる豚の児のことではありません)

味ですか? まぁ、歯ごたえは軍鶏の肉みたいで、味はカエルと合鴨の肉を足して3で割ったような1.5を掛けたような掛けないような・・・・
というか。

実は、このときはパリッシュ効果でワニ料理が大人気。ワタシら一家が到着したときは既に売り切れというか、オーダーストップでありました。なかなか美味しかったワニ、なんて言ってみたかったんですが、未だにザンネンです!!!