昨日の順位戦C級1組の戦い。

盤外ではベテラン棋士の熱い戦いが繰り広げられていた。

12時10分からの昼食休憩。

ベテラン森けい二9段の昼食の注文はうな重(梅)、赤だしだった。

もうひとりのベテラン。加藤一二三9段。

こちらの注文は将棋のコアなファンなら御存知のとおり、

特上寿司です。


盤上没我といいますが腹がへっては戦ができぬ。

ベテラン同士の火花を散らす昼食戦は梅と特上の戦いだった。


森9段がなぜ“松”でなく“梅”だったのか。

経済的理由か、

はたまた季節を先取りしたかったのか。

このあたりの消息は不明です。


せめて中をとって“竹”にできなかったのか。

これならサイフにも季節にも言い訳がきく。

と私なら思います。


肝心の将棋の帰趨はといえば、

森9段は田村ヒグマ6段にぼろぼろにされ、

かたや加藤9段は長沼新マングースを日付が変わる熱戦のすえ倒した。

やはり特上は強く、梅は弱かった。


森9段のお弟子さんの里見香奈女流2冠。

どうか師匠にうな重は“松”にするよう進言してください。


コールドプレイ

写真は去年の2月18日、

ロンドンのアールズコートで行われた

ブリット・アワードでのパフォーマンス。