▲２六歩 △３四歩 ▲７六歩 △４四歩 ▲２五歩 △３三角
▲４八銀 △２二飛 ▲６八玉 △６二玉 ▲７八玉 △７二銀
▲７七角 △７一玉 ▲８八玉 △３二銀 ▲７八金 △８二玉
▲３六歩 △４三銀 ▲５八金 △５二金左 ▲６六歩 △３二飛
▲５六歩 △９四歩 ▲６七金右 △５一角 ▲６八角 △４五歩
▲３七銀 △６四歩 ▲２四歩 △同 歩 ▲同 角 △２七歩
▲同 飛 △２二飛 ▲２五歩 △３三桂 ▲４八銀 △３五歩
▲同 歩 △７四歩 ▲５七銀 △４二金 ▲２六飛 △１四歩
▲３七桂 △３二金 ▲６八銀引 △７三角 ▲４六歩 △６五歩
▲７五歩 △６六歩 ▲７七金寄 △２三歩 ▲３三角成 △同 金
▲４五桂 △４四金 ▲７四歩 △８四角 ▲３三桂成 △６二飛
▲６三歩 △同 飛 ▲６四歩 △６二飛 ▲４五歩 △３五金
▲４三成桂 △７六歩 ▲同 金 △２六金 ▲７五銀 △２八角
▲５五桂 △４八飛 ▲６三歩成 △同 銀 ▲５三成桂 △７五角
▲同 金 △５五角成 ▲同 歩 △６九銀 ▲３五角(前譜まで)
棋譜解説の6
△７四銀 ▲６二成桂 △７五銀
残り時間が2分だった佐々木3段。ノータイムで打った3五角は攻防に効かせてうまい手に見えたが実は緩手だった。この手では単に6二成桂と後手の飛車を取り、それから3五角を打てばはっきり勝ちだったという。取らなかった後手の飛車がこのあとの荒木3段の手で働いてくる。この手がひどかった、冷や冷やでしたと言う佐々木3段。
一瞬の間隙をついて荒木3段は7四銀。先手の攻めの拠点だった歩を払う。これで後手の飛車筋が通って先手陣が一挙に危なくなった。
この手はまったく見えていなくてびっくりしたと佐々木3段。ここで佐々木3段も1分将棋に入る。これまで相当いいと思っていたのが、荒木3段のこの勝負手を食らって頭の中がパニック状態になったと苦笑いする佐々木3段。
先手は6二成桂で後手の危険な飛車をとる。後手は7五銀で先手の金を払う。佐々木3段の攻めの拠点が銀で掃討され、勝負の行方は一挙に混沌としてきた。
棋譜は2チャンネル、【ネクスト】佐々木勇気応援スレ Part3 【ワン】より転載