広島の抑えの中崎翔太投手が実弟の西武の中崎雄太投手ですが、
5/28の試合でそのフォームを見た時はなかなか衝撃的でした。
サイドスローの投手というのは打者の背中側からボールが来る感覚を強める為に
右投手は三塁側、左投手は一塁側へクロスステップするのですが
ここまでのクロスステップは見た事がないです。
感覚的にはほとんど横へ踏み出してる感じ(^^;
この球の出所は見た事がないでしょうし、ある程度ストライクがまともに入るコントロールがあれば
左打者は非常に打ちにくいと思われます。
サイドスローの利点を最大限に生かしたフォームですね。
以前高木伴投手のサイドスローのフォームを「ただ手が横から出てるだけ」と酷評した事がありましたが、
上と比較するとその違いがよくわかると思います。
これだと体が真正面向いてて球が早い段階から見えていて打ちにくさが全然ないんですよね。
比嘉投手と比較するともっとよくわかると思います。
ただこの中崎投手のフォーム、体には尋常じゃない負担がかかりそうです。
とくに肘と腰に対する負荷はすごいんじゃないでしょうか。
主にワンポイントリリーフになるでしょうけど、体のケアはきちんとしないと
すぐ故障して終わりになる気がします。