【プレミア12】侍JAPAN悪夢の逆転負け。9回3点リードを守れず | 残心の野球徒然日記

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オリックス・阪神を中心に主に観戦した試合についての感想を書き連ねていきたいと思っています。アメブロ会員の方もそうでない方も御意見ございましたらコメントよろしくお願いいたします。

【侍ジャパン】9回にまさかの悪夢…韓国に3点差ひっくり返され逆転負け

まだ全然冷静になれていないのですがとりあえず今思う事を書きます。

悪夢としか言いようのないような逆転負けの仕方でした。
キレのない球しか行かない。
甘い所にしか行かない。
読みも外せない。
同じ球を痛打されまくる。
嶋捕手が焦ってパニクッていく様子は手に取るように分かりました。

今大会則本投手はイニングをまたぐと必ずピンチを招いていましたが、
まさかこういう事になるとは思っていませんでした。
そして無死に三塁からの死球、あれが命運を分けてしまいました。
あれはかすってはいましたがコースは完全にストライクです。
普通の状況ならストライクコースのボールに当たったとして
三振のコールしてくれるんでしょうが、
ああいう緊迫した状況になると当たってるものをストライクとは
なかなか正確にジャッジしきれないと思うので
腹は立ちますけど仕方ないと思います。

そしてその状況で出ていかざるを得なかった松井投手は可哀想の一言でした。
誰が出ていってもビビる状況で
最年少の自分が行かなきゃいけないというのは
どれだけ強心臓であってもまともな状態では投げられなかったでしょう。
長打のある打者が相手ですし、押し出ししてしまうのも無理なかったです。
もうこの後の流れは止められなかったですね。
ただそんな状況できっちり4番の仕事を果たした李大浩はさすがでした、
ミートに徹した状態の李大浩はなかなか抑えられるものじゃないと
改めて思わされました。

この逆転劇で思ったのは全て結果論に過ぎないですが、
ルーティーンを崩すことは本当に怖い事だという事でした。
4番の中村剛也選手がスタメンを外れて打順が変わってから
筒香・中田両選手の状態が変わって
打線の効率が悪くなりましたし、
とくに継投はセットアッパー・クローザーはしっかり分業させないと
流れが狂ってしまう事がよくわかりました。
全体で決めた継投パターンである以上、
それまでの登板で少々ランナー出していても
最後は澤村投手か松井投手をイニングの頭から出して
締めさせないといけなかったんだと思います。
調子がいいというのはそのポジションで使ってるからいいのであって、
違う場所で使ったら全然変わってしまうという事なんですね・・・
負けてから言っても後の祭りだし、
重ねて言いますがただの結果論でしかないんですけど
この点に関しては本当勉強になりました。

この敗戦は言うまでもなくチームにとって非常に精神的ダメージが大きいですが、
3位決定戦がまだ残っているので今回の侍JAPAN最後の試合として
恥ずかしくない試合をし、有終の美を飾ってもらいたいですね。




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