過去日本からメジャーに挑戦した内野手でまず活躍したことがあるといえるのは
井口忠仁・松井稼頭央・それより少し落ちて岩村明憲位でしょうか。
このあたりの選手達は一昔前という感じで、
最近の内野手は川崎宗則が何とかしがみついたくらいで、
西岡剛・田中賢介・中島裕之各選手は
正直お話にならなかったと言わざるを得ない状況を見ると
獲得に疑問を呈する人がいるのも当然かなという気がします。
まず年齢が33歳でかなり遅い部類に入るのと、
打撃三部門でタイトルがなく（出塁率は有り）
土のグラウンドでずっとやってきたので
他の選手よりは可能性が高いと思いますが、
日本人内野手で必ず直面する天然芝への守備の対応力が
どの程度あるのか不明というのが
かなりリスクが高い要素に見えて仕方ありません。
メジャー契約といっても色々あるとは思いますが、
もしレギュラークラスの契約条件を提示しているのならば
メジャー側から見ると
オリックスが中島選手を獲得すると報じられた時に見られた
一部のファンの拒否反応に似たものがあるのかもしれませんね。
今もって決定していない所を見ると
そこまでの条件ではない可能性の方が高いかなとは思いますが、
過去の選手達の状況を鳥谷選手はよく理解しているからこそ、
ここまで悩んでいるのかもしれません。
個人的には阪神に残った方が
将来の幹部としての道も約束されているでしょうし、
2000本安打記録の名球会プレイヤーを目指した方が
経歴として見栄えがすると思うのですが、
阪神ファン・他球団ファンはどんな評価が多いんでしょうかね(^^;
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