こういうものを買う人は限られていると思います。
今回は、いくつか見て買って、使ってみて、これは中でもいいなと思ったものを書いてみたいと思います。
これは、落ち葉の多い庭や家周辺の落ち葉回収や、野外での軽い掃除のちり取に向いた製品です。
似たようなものに「てみ」(漢字表記だと手簑)があります。
ですが、「てみ」は掃除のためのものではなくて、もともとは「より分け」などのためにある農具です。
ドジョウ掬いのヤスキ節で泥とドジョウをより分けるときに使ってい道具というと、わかる人にはわかるかもしれません(;'∀')
てみ、はちり取とは違うのでプラスチック成型でも竹細工の手見同様に成形されていて、ちり取としては使いにくいものです。
その「てみ」をちり取としても使いやすいように変形させたものが今回書いているものという感じです。
受け口が広く平らで、ザクっと落ち葉などを掬い取ったり、箒で掻き入れたりできます。持ち手もついています。
落ち葉の多いこの季節に重宝する方もいるのではと思います。
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話は変わって、同僚の方の転勤話。
上司は彼を気に入っていたようですが、彼は上司が大嫌いだったようです。
転勤先が近かったので、そこへ転勤する彼と上司とであいさつに行きました。
転勤先もともといた人は、彼に引き継いで他へ異動します。
で、「彼」が嫌いな上司はあいさつに行ったけれど、ほとんど口を開かず、無言だったのだとか。
わたしはこれを聞いて、「その上司らしい態度だ」と思いました。わたしはこの人は、気持ちを表現するような言葉を口にするのが苦手な人だと思っていました。ほんとにねぎらいの気持ちを持っているかどうかは別にして形ばかりにしても、そんなことを言うのは苦手という人は結構いるものです。
ですが、そうして「無言」で何も言わず、何も言わないのに一緒に来ている上司に、異動する彼は大変不愉快だったようです。
わたししかいないときに事務所にやって来て、散々愚痴をこぼしていきました。
わたしは、ああそうだったんですかと聞きながら、それが上司のあの人らしい態度たと思い、異動する彼も彼らしい感想で、そして、わたしは彼がやっぱりあまり好きではないなという気がしました。
あなたは、自分が思っている本当のことをあの人には言わず、わたしにだけ言っていたの?
わたしにどうしろというの?
うまくやって助けてほしいの?
でも、そんな彼だって、異動が決まってからはわたしに、もっと仕事がうまくできるようにならないとねえ、みたいなことを頻繁に言うようになりました。
今までは同僚で気遣ってくれたようなこともありましたが、立場が変わると突然態度も変わるものですね。