国語辞典の主張 | 記憶の欠片(ピース)

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病気がちで、甲斐性のないおっさんのブログ。
小説・ショートショートを書いていましたが、気力が失せたため、思い付きでいろんなことを書いています。

新明解国語辞典というのが三省堂から出ています。

この辞典には、解説文に特に独特の味があって昔から有名です。版ごとに集めてコレクションしている方がいるほどです。

興味がある方はググってみたりすると、どんな特徴がある辞典なのか、たくさん書いている人がいますので、暇つぶしにいいかと思います。

そして、この辞典。日本で一番売れているという話です。

国語辞典というと、むかしは広辞苑一択の様な時期もありましたが、時は流れて移ろい、広辞苑みたいな分厚い重い国語辞典は売れない時代になったのだろうと思います。ネットでも検索できる時代ですし。

ちなみに、新書版くらいの辞典は小型、広辞苑なら中型に辞書としては分類されているかと思います。ネットで引ける大辞林なんかは中型クラスですね。

じゃあ、大型ってどんなの?っていう興味もあるかと思いますが、これもネットでググれば分かりますが、日本国語大辞典という、むかしの百科事典のような、全何巻というのがあります。

 

それで今日は、何が言いたいかという本題です。

新明解国語辞典には、わたしが思うに、独特の解釈をそれとなく加えた、下手をすると眉をひそめたくなるような、読むと余計に解釈に困るような解説文が書かれている(場合があります)。

 

で、実は三省堂には、自社の名前を冠した三省堂国語辞典というのもあります。通称サンコクです。

自社の名前を冠にしてるのですから、相当な自信作といえるでしょう。

そのサンコクの売り文句が「シンプルで平易な語釈によって現代語を活写する」というものです。ほかにも、胸にすとんと落ちる訳語という評もあります。

つまり新明解国語辞典とは対極で正反対の製作意図をコンセプトに作られているようです。

わたしはサンコクをふだんに使っています。(ほかに、明鏡、大辞林、広辞苑)

 

というわけで、これは読み比べてみたらおもしろそうです。

濃厚しょうゆ豚骨ラーメン VS 東京あっさり鶏ガラしょうゆラーメン的な感じですね。

一本の道路を挟んで店を出し、密かにこっそりと炎を燃やす、がっぷり四つの対決といってもいいでしょう。

この2冊があれば、しばらく楽しめると思います。ぜひ。