日本人向きな服 | 記憶の欠片(ピース)

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病気がちで、甲斐性のないおっさんのブログ。
小説・ショートショートを書いていましたが、気力が失せたため、思い付きでいろんなことを書いています。

3月から4月というと、新卒の方なんかは新しい門出という気がしますね。

 

私は、高校から会社に就職するときに初めてスーツを買いましたが、お金を出したのは親父でした。

そのとき、高校生の私は、少し張り込んで多少ましなスーツを私が求めたので、父親がいやいや買ってくれました。

その後、仕事をはじめて初任給をもらったときに、父親が領収書を持って私の所へスーツ代を集金に来ました。

よく、初任給で親に贈り物を、なんて話を聞きますが、私の場合は、自分のスーツ代を親父に返済するためにすべて使ったので、何も出来ませんでした。

そう考えると、親から何かお祝いをもらった、っていうことは無かったんだなぁ。と思います。

 

30を過ぎたころ。もうそのころは2度くらい転職していましたが、そのころは世間的にも自分の仕事上の成り行きも、人生で一番、物理的に恵まれていた時期でした。つまり、思いのほか給料がもらえる時期だったんですね。

で、そのころには自分でスーツを買っていましたが、私は服買うセンスなどないので、店に行って、店の人に選んでもらっていました。オーダーメイドで作るほどでも無いと思っていたので、それでも、ある程度名の知れた紳士服ブランドで買っていました。NEWYORKERとかだっけ?

今思うと、やめとけばよかったように思いますが、紳士服系の量販店(アオキとか?)では買わず、百貨店の紳士服売り場(ブランドごとに仕切られて別空間になっている店作りですね)で買いました。

でも、外国製品は、私みたいに手足が短くてボテッとした体型では、袖の長さなど直すところが多いし、うまく決まらないんですね。

そんな中でよかったのがレナウンでした。レナウンでも、むかしはいくつか紳士服ブランドを展開していましたから、百貨店でずらっと並ぶ欧米系ブランドに並んで五大陸(ブランド名)とか出してましたね。

で、レナウンの何がいいかというと、腕の長さとか、細々したところを、ほとんど直さなくても着られるのです。フィット感が欧米系と違うのです。「日本人の体型を分かってるなあ」という気がしました。

そんなわけで、レナウンでよくスーツからカジュアルも買っていた時期がありましたね。

そのレナウンも不況の中に飲まれ、事業が傾き、中国資本に買収された時期もありましたね。それでも持ち直すことは出来ず、消えてしまいましたね。

まあ、私がもうそう言う価格帯の紳士服を手にすることは、もう無さそうなので、遠い日の思い出でしかありませんが。

今は、日本人的なずんぐりむっくりの人は、どこのメーカーがいいんだろうなぁ