2008年2月7日(木)
今日もデモ授業お願いします!
っと、教育実習生達にお願いされた。
モチノロン
勇み足で授業を始めようとした時、
ちょっと待ったぁ~!
っと、ねるとん紅鯨団を彷彿とさせるコールが響き渡った。
コールの主はメタルワークを教えている豆タンクのような風貌のバルバ。
ケンタロー!お前の部屋去年泥棒に入られただろ?だから格子窓を付けろって言われてね。今から付けるから手伝え!
今頃?
そういやバルバはストライキでずっと学校に来てなくて、この日は久々の出勤。
あのさ.....その話いつ聞いたの?
っと、問うてみると.....
......去年の末.....DA・KE・DO....何か?
この日は2月7日。
もう何も言うまい....
実習生たちには
悪い!格子窓設置終わったらすぐ行くから💦
っと、言い残し、学校の敷地内にある我が家に戻り、格子窓設置を手伝ってたら学校終わってしまってしまいましたよ!
しょうがない....
ジンバブエに来て以来何事も諦めるということに慣れてしまったので、さほど罪悪感を感じることなく実習生には
ゴメンちゃい
っと謝罪をしておいた。
この日は突然の訪問者が
女性支援団体で活動しているチカパイセンである。
ケンタローさん所ネット繋がる?
っと、きたもんだ。
学校の事務所でダイヤル回線でたまに繋がるときはあるのだが、回線が超不安定だから繋がるかどうかは賭け。
それでも、
私の家もダイヤル回線なんだけど、ここ数日全く繋がらないの。ちょっと試させて。
とのこと。
何回かトライしたが
繋がるわけねぇ~じゃん
とにかくインフラというインフラがことごとく破壊されているこの国。
何事も諦めが肝心さ♪
あっさりと諦めた我々2人はグエルの町中にあるパキスタン人経営の絨毯屋Monthy Fabric Shopに行った。
(この通り沿いにあるのです。マジでマジで!)
入店してすぐに
今日はいくら両替?
っと、声がかかる。
そう、この店には闇両替ジンバブエ式両替でいつもお世話になっている。
この日のレート
1US$=750万ZW$
徐々に上がってるわ!今月中に1千万に達するでしょうね。
とのこと。
とりあえず50US$両替し、3億7千5百万ZW$をゲット。
375000000ZW$
平日の昼間からブラブラ~ブラブラ~!あぁ~この桁のまま日本円にならねぇ~かなぁ~
っと、いつものおまじないをしといたが、その直後に激しい虚しさがこみ上げてきたのは言うまでもない。
この日の〆は青空の下でのサイクリング。
とりあえず
国壊れて青空あり
っと、
国破れて山河あり
をパクッといた。
この数日後、ジンバブエドルはすんごい勢いで暴落するのも知らずに。