2007年10月8日(月)
あれっ?
(コソコソ何やってるん?見なかったことに.....)
数人の先生が来ている!
ストライキ終了?
今日はGRADE7(7年生、小学校の最上級クラス)のテストがあるから来たのよ。
っとのこと。
テスト終了後、出勤していた先生たちは潔く帰宅!
再び生徒だけのいつもの学校に戻った。
プルルル.......♪
携帯が鳴った。
あぁ~、林君。もうすぐグエルに着くから待ってて。自転車持っていきます。
ジンバブエ第2の都市ブラワヨに出張に向かうJICAジンバブエ事務所の職員の方が俺がリクエストしていた貸し自転車を持ってきてくださることになっていたこの日。
(ここで一句「キューピーちゃん 寝転がったら ジンバブエ」いかがですか?)
昼過ぎに無事SHIMANOの立派なマウンテンバイクを貸与していただいた。
(こっ、こげな良かもんかまんがですか?)
よしっ!俺は無敵だ!!
早速遠出した。
向かった先は家から15kmほどにある鉄鉱石の鉱山。
(一応グエル名物。訪れる人はいないけれども.....)
グエルの経済を支えるこの山を一度見てみたかったのだが、実際行ってみると
ふぅ~ん
であった。
しかし、これで俺は最大の機動力を手にしたわけだ。
追って来る悪党共、とっても危険なアフリカンな動物たち等々、俺を蝕む輩からハイスピードで逃げることができる。
また、半径20kmくらいならドピュッって飛ばして行けるので行動範囲も拡がる。
新たなステージに上がったな
新たなアイテムを手にしたこの日は安定的停電、断水なんか気にならず幸せを噛みしめることができたのであった。
★この日貸与していただいた自転車はジンバブエを離れるまで重宝した。
自転車くらい自分で買えや!
って思われる方もいらっしゃると思うのだが、物資不足のジンバブエはすげーんだぞ!
自転車まで不足してるんだから
売られてたとしても超粗悪品揃い。
ある先輩隊員は店頭で見つけた自転車を試し乗りしてる途中にチェーンが切れてしまったそうな^^
なので、天下のSHIMANO製自転車を持つ俺はベンツを所有してる気分だったのだ。