茨城新聞 「茨城春秋」  アベノミクス
株価の上昇の恩恵は一部の機関投資家や富裕層に限られるが、円安による物価高の陰は庶民を広く覆う。

朝日新聞 「天声人語」 インフルエンザ
うつされぬ用心も、うつさぬ配慮も大切だ。野放図に飛沫(ひまつ)を散らさない「咳(せき)エチケット」手洗いも欠かせない。『かぜの科学』という本によれば、人によっては1日に数百回も顔をさわるそうだ。やめるのが難しい癖だが、手が清潔なら鼻や口にウイルスをうつす危険は減ることになる。うがいもお忘れなく。基本動作で身を固めて長丁場を乗り切りたい。

読売新聞 「編集手帳」 離陸で駄洒落
航空機産業は経済の牽引役として安倍政権も期待を寄せている。
17年の消費税率引き上げに向けて、経済のデフレからの離陸は衆院選の争点でもある。
だから、“離陸”という言葉がこれほど似合う産業はない。

北海道新聞 「卓上四季」 衆議院選挙
14日の投票日に向けて全力疾走している候補のうち、いったい何人が小泉さんやニクソン氏のいう「政治家」に当てはまるだろう▼ただただスピーカーで名前を連呼したりするだけでは「政治家」とはいえまい。公約とともに候補の人間力にも目を凝らしたい。