福岡空港に陣をとる博多人形の織田信長サン..

片手には、ワイングラス..

さすが、歴史に残る大うつけ。




桶狭間の戦い前夜、
信長は、まず「敦盛」のこの一節を謡い舞い、
陣貝を吹かせた上で具足を着け、
立ったまま湯漬を食したあと甲冑を着けて出陣した事で有名..



「人間五十年、化天の内を比ぶれば 夢幻の如くなり。
      一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。」

                幸若舞「敦盛」より 


これは人の寿命がたった五十年という意味でなく、
下天(天界の最下層)では一日が人間世界で五十年に相当する。
だから、その視点で考えると夢や幻のようなもの。
命あるものは全てかならず滅びる運命にある、という事。


現代の言葉で言い変えれば...

「人の一生は宇宙から見れば星が瞬く程の間、
 死を恐れずに今を生きる。」
ZANG HAOZI