「台所のマリアさま」 | 厭世主義。

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某アニメ誌で図書館戦争のインタビューを受けていて、
「こどもの時に読んだ本で印象的な物は」という問いに、
『台所のマリアさま』をあげ、簡単なあらすじを答える石田さん。

前回のクリギムでも何個かあげてらっしゃいましたが覚えておらず(^^;)
僕はカトリックの学校に通っている為、題名的に印象深かったんですよね。
それ以来気になってきたのですが、ついに思い立って先週借りてきました!
一体何年前の記事を引きずっているんだよって言うね(笑)


借りる前に、アマゾンの口コミとかで調べたんですが、
子供用に出版されていて外国の方が書かれた本でした。
表紙と純文学の感じが、何となく石田さんの雰囲気に合ってて。
子供の頃にこういう本読んでいたんだな~と思うと、真面目ちゃんだなと。

一体どういう経緯で読もうと思ったんでしょうね…
僕も小学生の頃は図書館に入り浸ってて、片っ端から制覇していってたんですが
そういう感じで出会った本なのでしょうか、それとも誰かに薦められたり?


とりあえず、その感想です。


ざっくり言うと、少年グレゴリーが成長するお話。
周りのことに何も興味をもたなかったグレゴリーは、
家にやってきたお手伝い・マルタによって少しずつ成長し心を開くようになる。
『ここの家の台所にはいい場所がない』
そういって自分の家にあったマリア様の絵について話すマルタ。
戦争で故郷を追われ悲しそうなマルタを元気づけようと、
生まれてはじめて人のために何かしたいと思い、精一杯努力をするグレゴリー。

最後はなるほど~でした。ネタバレはしたくないので、気になったら是非読んでください(笑)


グレゴリーは九歳なんですが、九歳の子らしい終わり方と言うか。
いやいや、それは有り得ないでしょ!っていう感じじゃなくて。
可愛らしいというか微笑ましいっていうか。

完全に彰さんでしょ!!(笑)とは突っ込みたかったけどね。
僕の中のイメージはまさにグレゴリーです。


マリア様(の存在)に関しては、最初にも言った通り、カトリック系の学校に通ってるので、
僕は何の抵抗もなくすんなり理解出来ましたが、宗教をもたない人だと難しいかも。
それがなくてもいい話だとは思うけれど、知っていると更に感動出来ると思います。


気になった点といえば翻訳の仕方かなあ(;´▽`A``
訳が不自然っていうか、直訳過ぎるのかな?


久々に読んで無駄じゃなかった!と思いましたね。
一時間もしないであっさり読み終えましたし。
最近はどうしてもラノベ系読むことが多くて。