きょうは一日手術。
と言っても、先日書いたように、自分が執刀する手術は一例。他は助手としてのお手伝い。
執刀したのは、膝の関節鏡手術。
直径数ミリのカメラを駆使して、半月板を取ったり、縫ったり、場合によっては靭帯を再建(作り直す)したりする手術です。
技術が進歩して、昔なら大きく切らないといけなかったことが、1センチ弱のキズ何ヶ所かで行うことができます。キズが小さいということは、回復も早いということ。もちろんそれなりの技術は必要ですが、早期復帰が必要なスポーツ選手を治すためには必須の技術です。
きょうは、ひざの裏側にできたできもの、膝窩嚢腫(しつかのうしゅ)を手術。
できものだから「取る」と思ったら大間違い。関節の中から、できものへ通じる小さな穴を見つけて、その穴を大きくするという手術。そんなことで良くなるのかって? 関節内と嚢腫がつながると、嚢腫に水がたまらなくなり、縮小するんですよ。おもしろいでしょ。
ちょっと珍しい手術だけど、関節鏡でこんなこともできるんだね。ということで、今週の手術はこれでおしまい。
では、また明日。