昔のことが話題になると、

450年前の成実のころもそうだったのかな~と考えてしまいます。

 

たとえば、

14世紀~19世紀の500年間は今より寒かった。

というウワサを聞いて…

 

気温偏差でいうとだいたいマイナス0.4℃は低かった。

 

-0.4℃ というのは体感的にはそんな変わらないかも。

 

でも作物の成長にはおおいに関係あるようで気温偏差がこれくらいだと、最大で2.5℃も低い地域もあった。

 

つまり、農業的には大打撃。

不作。

食糧危機。

 

江戸時代になる前までは、

自分の田畑で収穫できない、じゃあ他の土地のを奪えばいい、

それ戦だ、食べるものよこせー、という構造があったらしい。

 

ネット情報なので確からしさはわからないので、そんなこともあったかもしれないという前提で歴史を調べていくのはおもしろそうです。

 

そうなってくると気になるのが、太陽黒点の数。

 

黒点の数が少ないと、太陽活動が低下するからね。

ここらへんはNICT調べ(明治29年からの国の情報通信に関する研究機関のような。いろんなデータを計測してる)

 

1600年頃に望遠鏡が発明されて、世界中で黒点が観測されはじめたそうな。

 

でもそれ以前の太陽活動の様子も実はワカル。

放射性炭素C14を調べるとわかるんだって。

 

 

太陽活動の低下した時期を、太陽物理学者の名前にちなんでこう呼んでます。

 

・シュペーラー極小期  1420年~1570年 (1450年頃~1550年頃とも)

・マウンダー極小期  1645年~1715年

・ダルトン極小期  1790年~1820年

 

太陽活動が低下すると穀物等の収穫量が減少して餓死者が増大。

 

「シュペーラー極小期」は応仁の乱から戦国時代にかけての時代を含んでて、この時代に各地で飢饉が発生して土一揆が起ったり隣国同士が戦うなど、争いごとが頻発していた時期なのでこうゆうのも原因の一つなのかなと。

 

政宗たちが領地広げたい!と必死になるのはもしや生きるために?死なないために?

 

食べるために働いてる私と、食べるために戦してる政宗&成実たち。

そんなことを考えました。

 

昔は"働く"って概念なさそう。