大きな音を立て夜空に舞い上がっては散っていく花 火を見ている君の横顔は花火に照らされながら驚きや笑顔を繰り返す
どんなに大きく華麗な花火より君のそういう横顔を見ている方が僕の心はずっと満たされる
花火が見える公園のベンチに浴衣姿で髪を後ろに縛り座っている君を隣に座っている僕は愛おしさのあまりずっと見つめてしまう
時折り君は僕の方を見てすごいよと笑顔ではしゃいでくる
僕は花火を見上げながら君にキスをしようかと言ってみる
すると君は一瞬戸惑った後うんと小さくうなづく
花火が大きな音を立て舞い上がっている夜空の下公園のベンチで僕は君にそっと唇を重ねる
君は恥ずかしそうに顔を赤らめまた花火を見上げはじめる
さっきまで無邪気にはしゃいで花火を見ていた君は今は大人しく静かに顔を赤らめながら花火を見ている
大きな音を立て舞い上がっては散っていく花火の中の夜空の下 君と交わしたキスは僕にとっていい思い出になった