二百二段の階段を君と一緒に登る
毎日毎日 君と一緒に登る
ある日の夕焼けに君は
階段の数を一緒に登りながら数えてみようと言い出す
僕は階段の数を知っていたけど君があまりにも嬉しそうな笑顔で聞いてくるのでそうだね数えてみようかと答える
沈む夕日を背景に君と階段を数えながら一つ一つ登っていく
最初真剣に数えていた階段は百段を超えたあたりから数を間違えるよう太なってお互いに笑いながら何段目だっけとわからなくなりそうになりながらも一段一段数えながら登っていく
二百段近くになってお互いに息が切れながら
百九十九
二百
二百一
二百二
数えながら登って頂上につく
そのとき強い風がふいて君が被っていた帽子が風に飛ばされ階段の一番下のところへと落ちる
お互い息を切らしながら顔を見合わせる
しょうがない もう一回だねと
夕焼けの中を二人で長い階段を降りていった