錬金術とはBC100-AD1650の間、主に中世ヨーロッパで考えられており、一般に知られているのが、金でないものを金に変えようとすることだ。時に錬金術は呪術として認識され、罪をかけられたこともあった。
化学が発達する前、一部の人々は欲望のために錬金術を求めた。しかし、実際には成功することは無かったという…。
時代は流れ、時は平成、世は上海。私は先日、仕事で上海へ行ってきた。同行したのは香港出身の先輩、チャン=イトー。当初僕は、中国4000年の歴史を歴史を肌で感じるとは、夢にも思わなかったのである。
何事もなく旅を始めた私は、行きの飛行機の中で、ある違和感を覚えた。そう、それは機内食を配られた直後、メニューには魚か肉しかなかったはずなのに、明らかに「しるこ」を食べてる音がどこからともなく聞こえてきた。
まさか!!明らかに「Fish or Beef?」って聞かれたよ。それとも実は「Fish or Beef or Shiruko?」って言ってたの!?
いや、そんなはずはない。周りを見てもしるこなんか食べてるやつはいない。僕は気味悪さ覚えたが、疲れているからだと忘れることにした。
そしてその晩、現地の駐在員と中華料理屋に入った。
すると、そこでもしるこを食べてる音が聞こえてくるじゃないですか。そんな訳ないさ。しかし気味悪さは次第に恐怖に変わっていった。
そして次の日、上海にて朝マック
を愉しんでいるところ、またしてもしるこの音がする。恐る恐る僕は音の出所を見た。そのとき僕は見てしまった。
そう!音の主は先輩社員、チャン=イトーだったのだ。明らかに彼はソーセージエッグマフィンを食べているのに、その音は正月に聞こえてくるそれだったのだ!!!
なんと、彼は太古の昔に絶滅したと思われていた錬金術師の生き残り、いや、それどころか、「錬しるこ術師」だったのだ!!しかも口の中でしるこを作り出すとは驚きだ。400年の時を超え、現代に蘇ったんだね。
彼の術はすばらしい、機内食をしるこに変え、豚の角煮をしるこに変え、あまつさえ、缶コーヒーまでもしるこに変えたのだ!!
僕は、そんな彼を尊敬せずにいられない。すばらしい術だよ。これを書きながら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のDVDを見ているため、書くのが面倒になってきた。さあ、もう寝なさい。