keitaさっきテレビ東京で、浦和レッズMF鈴木啓太の特集が放送されてました。
タイトルに書いてある『水を運ぶ男』とは、労を惜しまず攻守にグラウンドを駆け巡る選手のことであり、まさに啓太のことだ。

ボランチとしてオシムジャパンに欠かせない存在まで上り詰めた彼には華があり、そして味がある。今日はちょっと啓太の紹介。

ユーティリティで無いからという理由で2年間務めたキャプテンの座を引きずりおろされるようにアテネ五輪代表から落選。その2年後日本代表オシム監督から日本で最もポリバレント(複数の役割・ポジションをこなせる能力)な選手と称される。

枠に飛ばないミドルシュートは、『宇宙開発』と呼ばれ、放った瞬間にスタジアムから6万人のため息が漏れる。

昨今の海外ブームの中、2006ドイツW杯直後、ウクライナの名門ディナモキエフから、正式な獲得のオファーが来たものの、まだ浦和で優勝していないからという理由で丁重にお断り。日本代表の候補にすらなったことが無い選手をウクライナの人がよく知っていたものだ。

以前あゆの誕生日に招待され、徹夜で飲んで早朝青山の路上で騒いでるのをサポーターに目撃されたことがある。ちなみにその次の日の試合は啓太が疲労からかまったく動けずに惨敗。

神戸への遠征で新幹線に乗ったら、イスを向かい合わせにし、大量のお菓子とコーラを買い込み、食べ散らかして電車を降りる。そしてその喰い散らかした跡をホームから見て酒井友之と大笑いする。(筆者目撃談)

しかし、やはり試合中、特にディフェンスでの貢献度は目を見張るものがあり、試合を見ている人間からすると、彼がいなくなったらレッズは終わってしまうんじゃないかと思うほど。その危険察知能力と体を張った守備力、そして無尽蔵のスタミナはまさに日本のマケレレだ。

実は隠れたエピソードとしてこんなものがある。

時は2001年、小野伸二がオランダの名門フェイエノールトに移籍するときのインタビューで記者に「レッズで思い残すことなんかは無いですか?」と聞かれた。
すると彼は迷わずこう答えた。

「残念だと思うことが二つだけあります。
一つはレッズで優勝を味わえなかったこと。そしてもう一つは鈴木啓太と一度も同じピッチに立てなかったことです。」

当時20歳になったかなっていないかの啓太は、Jリーグはおろか公式戦にすらほとんど出たことがなかった。

小野伸二がいかに先見の明があったか、わかってもらえたでしょうか。
でも2006年に、二つとも叶って良かったね。

この頃のヘビーローテーション:
「スカート、ひらり」/ AKB48