はろー!




スクールヘルス後半戦!前回の内容はコチラ!スクールヘルス@Latter Rains School~HIV/AIDS(G3,4)編~




後半戦のテーマは若年妊娠・出産予防




ザンビアでは早期妊娠が非常に多く、毎年約16,000人が妊娠しているらしいです。(Preventing Early Marriage and Teenage Pregnancy in Zambia)





僕の周りにも若くして妊娠・出産し、学校をドロップアウトしたという人が何人かいます。




先日もG2(日本の小学3年生くらい)の配属先
の学校の生徒のお母さんと話をしたところ、彼女自身G8(日本の中学2年生)の学生でした。




年齢は聞いていないけれど、見た目からして「若い」という印象でした。




出産後落ち着いてから学校に戻ったようですが…学校に行きながら家事をして育児をして…。そんなことが当たり前のように起こっている状況。




子どもたちに学ぶ機会を失って欲しくないなぁと思ったのがこのワークショップを行ったきっかけでした。




今回の対象はG5~7。(G7は国家試験の準備のため当日急に来られなくなってしまいました…)




G8からはSecondary Schoolに通い、親元を離れる子も少なくないため、性行為を始める機会も多くなるわけです。




そのため、Secondaryの前のPrimary Schoolにおいて、性教育なるものを行う必要があるのですが、実際に行っている様子はありませんでした。(他の学校は分からないけれど、少なくともうちの学校では僕が配属されてから一度も行っていません)




一度、教員会議でそういった話は挙がったけれど、実施するとなると教員自身も学んだことのない分野で、知識不足もありなかなか踏み出せず…といった感じのようでした。




なのでぜひJICAボランティアの協力のもと今回やろう!と決めたんです。




今回の目的は大きく分けて


①妊娠の仕組みや若年妊娠・出産のリスクを理解する

②それに対し予防行動が取れる


の2つ。




まずは1人ひとりに紙を配って、「自分の将来の夢」を書いてもらいました。

 



警察官、先生、弁護士、レポーター、医師、看護師などみんなそれぞれの夢を発表していきます。




そこから、「そのを叶えるために、今しっかり勉強していこう!」という流れで、若年妊娠・出産のリスク等の内容に持って行きました。




進め方としては出産・妊娠に関する内容をクイズ形式にして、グループで考えてもらうというもの。

 



高学年なので、グループ内で話し合い、考えることができていたように思います。

 



前半同様、各グループにボランティアが1人ついて、話し合いがスムーズに進められるようサポートしてもらいました。

 
 



みんななかなか真剣に考えて、積極的に発言できてました!すんばらしい!!




優勝したグループには日本から送ってもらった(頂いた)、日本製のボールペンをプレゼント!わーい!

 



今後はここで学んだ知識を活かして、行動ができるようになってほしいですね!




今回のワークショップをするにあたり、保健隊員のみんなには準備からファシリテートから、たくさんお任せしてしまって本当に助けられました。




いろいろありがとう!さっすが協力隊!




観光するところも何もないムピカだけれど、来てくれてありがとう!




またムピカで待ってまーす笑




Taka