はろー!




いつになくブログ更新してますが、いまだに約1ヶ月前のお話。それだけいろんなことが起こったココ最近だったのです。




10月2日(金)




この日は保健セクターのボランティアの協力のもと、僕の配属先の学校でスクールヘルスワークショップを実施しました。




話をし始めたのはもう半年以上も前のこと。




なかなか直接会って話し合いができる距離にお互いいないので、なかなか話が進まず…けどいろいろあったけど実施できてよかったです!




記録も兼ねて、記事にします。




前日に保健分科会の一行がムピカへ到着…




が、しかし予約していたはずの宿の部屋が2部屋取れていないことが発覚し、その時点でふんがーっってなったけどなんとか対応してもらって落ち着きました。




その日は会場の下見や事前ミーティング、リハーサルをしました。




当日、まずは前半のG3、G4の寸劇。




目的としては

①HIV陽性の人の身になってものごとを考えられるようになる

②免疫のしくみについて理解を深める





僕自身もHIV/AIDSに関する授業を行ったこともあるけれど(その時の記事:エイズについてインプット→アウトプットhttp://ameblo.jp/zamblog/entry-11997532034.html、保健分野の方に話をしてもらったほうが聞いてもらえるんじゃないかと思ったのと、単純に僕とは知識量が全く違うので今回依頼しました。




しかし対象はG3とG4。




淡々とエイズとは?とか免疫っていうのは~と話すだけではつまんなくってすぐ飽きちゃうし、「理解する」「自分で考える」というところにつながらない、と思ったので、今回は隊員同士協力してベンバ語で劇を行うことにしました。




日本語で台本を作成(同期の感染症・エイズ対策隊員にお願い)



僕が英語に訳す



うちの先生が(ココ重要!協力してもらう)英語からベンバ語に訳す




というなんとも時間のかかる工程で、台本が出来上がったのが本番1週間前。ギリギリ!!




時間もないまま、本番を迎えることになってしまいました(;▽;)




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当日。




主役は僕(そのほうが生徒のウケが良いと思ったし、真剣に聞いてくれると思ったから)。




名前はMapaloで(僕の現地語での名前をそのまま採用)。




もちろん衣装も、学校の制服を仕立ててもらっているマーケットのテイラーさんにお願いして作ってもらいました。




これが生徒にはとっても好評!作ってもらった甲斐があった!




そんなこんなで拙いベンバ語での劇がスタート。

 
  
   
 
 
 




内容はHIV陽性者のMapaloが体調不良になり、家族で病院に行き、HIV陽性と知る。それを知った周りの友達に避けられたりいじめられたりしながらも、優しくしてくれる友達に助けられる…というもの。




生徒の中から何人かピックアップして、劇に参加してもらうことで、更に子どもたちの興味を惹きつけます。


 




↓こちらは事前の打ち合わせ&練習風景。かわいい!

 
↓ HIVマンと免疫レンジャーズヽ(*´∀`)ノ
 
 
 




事前に練習していたものの、セリフが完全にパーンっと飛んでしまい台本を見ながら話すこともあったので完璧とは言えないけれど…なんとかやりきりました!




劇のあとは「もし自分がMapaloの友達だったらどうする?」という内容でグループに分かれて話し合いをしました。




途中「うーん…」となっているグループもあったけれど、各グループに隊員がついていたので、うまく進めることができたように思います。




↓みんなの真剣な様子

 
  
 



話し合いのあとは各グループの代表者が意見を発表し、他のグループとシェアしました。

 
  

ちなみに出たアイデアはこんな感じ。(果物や色の名前はグループ名です)


 
 
 

「病院に連れて行く」

「優しく接する」

「薬や食べ物をあげる」

「一緒にごはん食べる」

「一緒に遊ぶ」

などなど。



「We must love and care for them.(themはHIV陽性者たちのことかと)」とあったのは嬉しかったですね。




「Say sorry.」「Pay for school」はなんとも興味深いですね。




今回学んだことを、実際に行動に移せるといいなぁ!




↓G3


 
↓G4
 
 




長くなるので後半のG5~7 の内容は次に!ばい!




Taka