一本の連絡がきっかけで、ある場所に呼び出された。それは納得、把握、理解という物を排除した行動。所謂、何が何だかワカラナイがとにかく呼ばれたので行ってみよう…。電車に駆け込んで息をハァハァとさせ、閉まった扉を確認する。
少しずつだが理解してきた。どうやら…就職先が決まったらしい。そして現場に向かっている。

結構…ドキドキしてる。
さっき…確かに電話があった…。「今からこれますか?」と確かに聞こえた…。記憶が曖昧なのは…寝ていたからだ。こんな夕方まで寝ていたのは…いつ以来だろう…身体が痛い。

印鑑…通帳…筆記用具…持ってきた…。


緊張する。
カウンターの女の子…可愛い…声をかける…帰ってくる返事も可愛い…。部屋に案内される…。
…多分、あの白いYシャツが来るんだろうな…。結構いい人っぽかったな。


ガチャ…。
ドアが開いた。

入ってきた人物に対応しきれないままだった。その人は…いや、その女性は静かに座り…足を組み、ニコっと笑った。長い髪の毛を簡単に縛り、アップにしてる。口元に大きめのホクロ。今時…真っ赤な口紅。真っ白いブラウスは襟を立てている。黒のタイトスカートで、凄いハイヒール。腕時計だけが心細い…弱そうなチェーンが必死に手首へしがみついている感じ。
…若そうだな。
僕より上…かな。
28…9?そのくらい。
綺麗…というか、生意気そうというか…。可愛いというか。…先日に観たAVに出てたような感じ…。


しかし、この余裕空間も数分後には汗ダラダラの空間に変化していく…。


この女…
ここの店長だった。

さて…どうなる事やら。