「春のにほひは涅槃のかをり」ツアー
開演19:00 前売3500円
生憎の空模様な渋谷であったが
幸いな事にライブの前後には傘を差す必要が無かった。
会場は前回の2daysと同じO-WEST
4ヶ月の間にさくらやは閉店しWendy'sは撤退。
若干、侘しい気持ちになりながら会場に着くと
既に入場を待つ人が沢山居た。
人間椅子★(23)
01. 鉄格子黙示録
02. 怪人二十面相
ＭＣ
03. 塔の中の男
04. 蛇性の淫
ＭＣ
05. 月下に捧ぐ舞踏曲
06. 九相図のスキャット
ＭＣ
07. 見知らぬ世界
08. 冥土喫茶
ＭＣ
09. 黒猫
10. サバス・フラッシュ・サバス
～ Paranoid（Ozzy Osbourne）
11. 深淵
ＭＣ
12. 甲状腺上のマリア
ＭＣ
13. 赤と黒
14. 幽霊列車
15. 転落の楽典
16. 針の山
[encore]
17. 神経症I LOVE YOU
18. 地獄風景
[encore]
19. どっとはらい
淡々とした雰囲気のＭＣと
非日常的な内容の曲の演奏は変わらず
いつも通り楽しめたのだけど
選曲が自分の希望と違い過ぎて新鮮だった。
最新の音源「未来浪漫派」からの選曲は良いとして
「蛇性の淫」「甲状腺上のマリア」は、かなりレア。
「甲状腺上のマリア」では鈴木さんが
ベースからギターに換えドキドキの様子で演奏し
余興で確か「KISS」の「Strutter '78」のリフなどを
弾いたりしていた。
たまに洋楽のカヴァーをする事がある人間椅子だけど
今回は「サバス・フラッシュ・サバス」の後に
「Ozzy Osbourne」の「Paranoid」
この流れは思わず若気てしまう嬉しい演出。
そして前回ノブさんが曲を知らないのに
途中まで合せて演奏した「神経症I LOVE YOU」
今回は出だしで音がズレてやり直したけど最後まで演奏していた。
アンコールは普段だと「ダイナマイト」辺りが多いけど
予想に反して「どっとはらい」
言葉の意味は「めでたしめでたし」だが
ラストの曲にしては重たい選曲。
07/16に再びO-WESTでワンマンが決まったのと
年内に音源が発売されそうな発言があったので
今年も人間椅子の活動が楽しみだ。