やっと平和な日常に戻ったか。



あれから数週間経ったが


Mちゃんが一度断ってからは


Kからの誘いは全く無くなったらしく


さすがに空気を読んだみたいね。



Mちゃん「きちんと最初に断るって大切なのがよく分かったよ」


もっと早く気がついてよ、言わないけど。


「やきもちで火傷しそうだったよ、私は」


Mちゃん「あはは、ざっくん上手い」


割とホンキで心は火傷してましたよ、私。



そんな会話をしながら


電車に揺られて着いたのは有楽町。


Mちゃんが私の過去を知るツアー?を


勝手に始めまして。


Mちゃん「こういうところでよっち君と遊んでたんだ」


「遊ぶってか、よく一緒に飯食ってたね」


当時仲良くなった女性もいた、なんて話は


口が裂けても言えませんけどね。



Mちゃん「ランチどこで食べる?」


「さすがにお店は詳しくないけど、この辺りならどこに入っても美味しいと思うよ」


あちこち歩きながら


ビストロなお店に決まり入店。


「美味しいね、こりゃ当たりだ」


Mちゃん「ほんと。フレンチって意外に食べないからちょっと嬉しい」


外さなくてホッとしましたよ。



ここでよっち君の話に。


Mちゃん「よっち君とよく遊んでた頃って、ざっくんと2人で行動してたの?」


「いや、他にも趣味仲間は居たから何人かで遊んだりもしてたけど、気が合うのがよっち君だったから2人で連むのは多かったね」


ふーん、といった表情のMちゃん。


Mちゃん「なんか悪い遊びしてそう」



おいおい、なんて事いいますの、アナタ。