ひとつ確認を忘れてた

 

 

あの写真は?

 

Bさんは本当に最近撮ったもので

 

ここ何ヶ月も会社の中でも外でも

 

接してる感じが無かったのに

 

何回かこのようなシーンを最近見掛けており

 

つい写真を撮ったらしい。

 

 

ここでBさんが笑う。

 

意味が分からず尋ねると

 

Bさん「話に夢中になる可愛い弟みたいね、ざっくんさんは。私に弟は居ないけどさ」

 

一瞬、Bさんの温かさを感じてしまった。

 

 

もうひとつ聞くべきことがあった。

 

「🔵🔵の家庭はどうなったか知ってますか?」

 

Bさんが教えてくれた。

 

🔵🔵は離婚し現在独身。

 

離婚が成立して急にBさんへの連絡が増えて

 

ホテルや食事の誘いもあったがBさん的には

 

もう終わった相手なのですべて断っていると

 

今の状況はそんな感じらしい。

 

 

もしかして。

 

それでまたMちゃんに接近し出しているのか。

 

Bさんも「きっとそうでしょうね」と納得顔。

 

断り難い相手、またこれか。

 

私が疲れ切ってしまうよ。

 

 

ため息をついているとBさんから

 

Bさん「ざっくんさんこのあとの予定は」

 

「帰りたくないですが帰るだけです」

 

吹き出し笑いのBさん。

 

Bさん「私で良ければ朝までいいわよ、勇気ある?」

 

勇気じゃないでしょ、それ

 

洒落にならない冗談を言うBさん。

 

やめてくれ、と伝えたらBさんの思いを伝えられた。

 

Bさん「ざっくんさんみたいな人と出会ったMちゃんが羨ましかった、これは本当。中途入社を良いことにプラベートを隠して近寄ってきた🔵🔵みたいな人間に騙された自分が恥ずかしいし情けないの」

 

さらにBさんは続ける。

 

Bさん「Mちゃんは必ずざっくんさんを振り回す。彼女は異性にチヤホヤされることに慣れ過ぎて悪気はなくてもそれが当たり前な生活を送ってきた、貴方は今後もこんなことに付き合わされると思うよ」

 

正直、Bさんの言う通りと思った。

 

今ですらここまで振り回されているし

 

Mちゃん以外の場所でMちゃんのことを。

 

 

帰り際

 

Mちゃんに話すのは構わないけど

 

もし話したらBさんがMちゃんに会う前に

 

報告が欲しいと言われ承諾。

 

 

悪魔ってのは美人が多いよ。