謝罪祭り

 

 

そんな言葉がぴったりだったな。

 

 

その帰り道。

 

Mちゃんと電車に乗り近所の駅に着く。

 

改札を抜けると広場で立ち止まるMちゃん。

 

そしてMちゃんから追及を受ける。

 

昨日はどこに泊まったのか?

 

服装が違うのはなぜか?

 

香水の香りがするのはどういうことなのか?

 

 

こりゃ不味いな、こういう時のMちゃんは引かないし。

 

 

もうね、仕方ないので駅近くの焼き鳥屋へ入ることに。

 

今日も外食か、しかも私が追及されている立場なので

 

会計は私になるんだろうな。

 

割と本気で体調悪いです、私。

 

 

最初に口を開いたのはMちゃん。

 

Mちゃん「Bもいってたけど昨日のデートごめんないさい」

 

あの人たちから謝罪を受けたので

 

ここでMちゃんにいう事もないかな、と思い

 

私も言い過ぎたし、逆にごめんなさい、と伝えました。

 

 

そして本格的な追及が始まる。

 

仕方ないのでゲロる。

 

部屋はまだ借りてること、なので服装は着替えた。

 

香水に関しては

 

実は家出中に某百貨店でハイブランドものを購入したときに

 

店員さんに進められるがままに購入したこと。

 

 

やたら香水にこだわるMちゃん。

 

Mちゃん「だったらその香水持ってきて」

 

こりゃ女性関係疑われてるわ。

 

マジか、家バレはしたくないので

 

「今すぐ持ってきます」

 

焼き鳥屋にMちゃんを残し家まで取りに行く私。

 

会計前の人質状態のMちゃん。

 

近くに借りてるのはバレても

 

特定されるよりはマシだからね。

 

 

お店に戻り香水を渡す。

 

Mちゃん「え?ホントに香水持ってたんだ」

 

「ちなみに男性用だから、それ」

 

やっと納得してくれたみたいだ。

 

確かに私は香水なんてつけない人間だったからね。

 

 

こうして、なんだかよく分からない日は

 

やっと過ぎ去ってくれました。

 

 

Mちゃんよ、貴方は悪魔なのか小悪魔なのか

 

どうして私を天然で振り回すのだろうか。

 

ちょっと疲れたよ。