よっち君と合流



そうそう、この場所。


相変わらずゴチャゴチャしてるけど


お店はどこで何でもあるから


思い付きで行動する。



会社帰りの遊び人たちが跋扈してる街。



とりあえずお店に入る。


何のお店かも確認しないよっち君。


さすがだ、貴方は。


焼き鳥屋で良かったよ、男2人だし


ダラダラ話すのにちょうど良い雰囲気。



よっち君「なんだその街に合わせた格好は?」


何を言ってるかと思ったら


トレンチコートのことだと。


よっち君「動き難いだろ、それじゃ」


いや、運動するわけじゃないからね


さすが判断基準が面白いわ。



乾杯のあと話が始まる。


よっち君には同棲に戻ったとしか伝えてなくて


詳しい話は今回が初めて。


ひと通り経緯を話したところで


よっち君なりに思ったこと話してくれた。



Mちゃんは社交的な人だから特に怪しくなければ


同じ会社の人を信じて


上下関係で付いていったんじゃないかと。


会社の付き合いって言葉に嘘はないだろうし


本気でそう思ってたんじゃないかと。


ただそれでざっくんが


複雑な気持ちになることは想像出来なかった。


あとは既婚者は安心というのは間違ってる。


むしろ今回のことでよく勉強しただろうから


そういう意味で捉えれば経験値上がったろ、と。



よっち君が大人過ぎて感動したわ。